並木城で感じる文化財の魅力。
並木城跡の特徴
二度目の訪問でも驚く主郭の空堀と土塁の美しさに感動しました。
京成成田空港からのアクセスは道の駅多古行きバスが便利でおすすめです。
急な竹藪の中の坂道が特徴的で、冒険気分を楽しめます。
多古城郭保存活用会の整備により非常に見学しやすくなっている並木城。数多くある多古町の城跡の中でも屈指の遺構が見られます。主郭は耕地ですが、その周りは二重空堀、二重土塁、更には二重枡形虎口をも持つ巧みな築城術が見られます。外郭との境目は大堀切跡がありますが、最大幅は一番広い所で50mもあった様です。遺構ポイントには説明板も設置してあるので興味が無い方が見学しても1つは覚えて帰れそうです♪道の駅からウォーキングがてら歩いてきましたが、当時は内海だった畑を歩いてくると中々浪漫があります。今後もこの素晴らしい遺構の保全に尽力願いたい物です。
千葉県多古町は千葉氏宗家の終焉の地で原氏と馬加氏の連合軍に対抗するため多古城や志摩城など多くの城が築かれました。この城もその1つです。地元の人達の手によって遺構が復元されています。特に空堀が見事に復元され城域を囲みます。山城好きの人には一見の価値があります。
二回行きました。以前は未整備でしたが、最近町おこしの一環として整備されました。案内板も充実、きれいに見やすく整備されていて、多古町の城跡の中では屈指の良好な遺構が残っています。
土地勘あるので看板前まで車で来ましたが、現地知らない人は4WDの軽トラでもなければ、ここまで進入しない方が良いです。下手にこの先進むと戻れなくなります。また、駐車場等ないので、農地を荒らさないよう注意してください。
2023/6/24主郭はとうもろこし畑になっているが、空堀と土塁が素晴らしい。折れを伴い二重に掘られた主郭手前の空堀は美しい。
京成成田空港第二ターミナル駅の道の駅多古行きバス(13番乗場)で終点迄向かう。国道296号を進みセブンイレブンを左に折れ、都合10〜15分(1キロ)程度歩くと西側の登城口に着く。入口はこの他に南側の集落を回り込んで光明寺から入るルートもある。登城口は臨場感を求めるなら西側から。案内板で確認してからなら光明寺経由を勧めたい。多古城郭保存利用会の方々や地主さんのご協力のお陰で、畑地を活かしながら、見事な土塁や空堀を堪能できる。本当に有難い。見所は、看板近くの二重土塁、左右の土塁が圧巻な堀底路、郭の角の土塁上にある物見台からの景色。そして、南側端の二重に設けられた枡形虎口。景色は主郭からは望めないが、光明寺の崖上からは素晴らしい。貴重な城跡なので、くれぐれも畑を荒らしたり、土塁を削ったりしないように注意しましょう。
登城口は急な竹藪の中の切り通し状の坂道で、滑りやすい。竪堀を登ると虎口を経由して城域へ。空堀と土塁が良好に残る。登城ルートの反対側に枡形虎口あり。
多古町の、文化財に対する姿勢は、称賛に値するもの。
| 名前 |
並木城跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP | |
| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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遺構の見応えとしての評価。2026年4月に訪問。近隣の道の駅多古あじさい館でレンタサイクルを利用すれば10分位弱の距離。近隣の多古城跡や志摩城跡とセットで巡ると良いだろう。尚、あじさい館では御城印や、並木城跡、志摩城跡に詳しい有料のパンフレットを取り扱っている。城域はそれほど広くはなく、畑地になっている部分もあるが、案内板が整備され、空堀や土塁、物見、虎口&偽虎口など見応えのある遺構が良好に残る。以外、案内板より。---並木城跡南並木集落の背後、栗山川と借当川の合流する水田地帯を臨む台地先端に築かれています。並木城については、暦応2~3年頃(1339~1340) と推測される年未詳の「悟円書状」(金沢文庫文書)に記述が見られます。土橋城の合戦の様子の前に「並木のふけにて、皆打留候了」とあり、後半には「並木の城も、如本千葉方より、たてつき候よし承候」とあります。この「並木のふけ」は南並木周辺の栗山川流域の湿地や沼沢地と考えられており、 近年の研究においては舟戦に係る場所として注目されています。南北朝期に合戦の舞台ともなった並木城跡は、主郭の北側に二重に造られた土塁と空堀、南側には枡形虎口を2箇所有する珍しい構造で、町内中世城郭の中でも最も遺存状況の良い城跡です。天正10年(1582) ごろに「飯土井の合戦」で討死した飯田右衛門・弾正兄弟は、 千葉氏家臣飯田三左衛門の子孫で、代々並木城を警備する武将でした。他の一族は、 戦いの後も並木城周辺に住み、帰農して並木十二軒党と呼ばれています。