戦争の遺構、旧日立航空機の魅力。
公園内の一角にある古い建物が目印です。第二次世界大戦時、爆撃攻撃を受けた軍用施設。関東で現存している戦争遺構になります。半島沿いの海の近くなどですと地下壕や砲台跡が残っておりますが被災した建物がそのままあるのは珍しいと思います。建物内部も入って見学が可能です。2階まで上がることが出来て、説明の人もおりました。公園になる前の周辺の状況も知ることが出来るので、公園に来た時は見学をおすすめします。入口に「NO WAR」の横断幕が付いてます。
戦災建造物 東大和市指定文化財旧日立航空機株式会社変電所平日に公園を通り抜けようとしたところ、スタッフの方がいて、パンフレットを配っていたり、説明をしていたようなので、立ち寄ってみました。一際目立つ外観になんだろうなぁと思っていましたが、戦争の生々しい爪痕が残った建物です。変電所なので、メカニカルな構造体が残っていて、好きな方はいるのではないかと思います。基本的には水曜日と日曜日に無料で解放されているようです。
名前 |
旧日立航空機立川工場変電所 |
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ジャンル |
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電話番号 |
042-567-4800 |
住所 |
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HP |
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/bunkasports/museum/1006099/1006102.html |
評価 |
4.4 |
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身近な戦争の遺構。生々しい機銃掃射の爪痕が悲惨な歴史を今に伝えています。今回、国分寺市人権課主催の見学会に参加して初めて訪れました。私が子供の頃(昭和40年代後半)は、近所のお百姓さんの敷地の至る所に防空壕の跡があったりして、親からも話しを聞かされて確かに戦争があったんだということを何となく理解していました。今はそういう場所もなくなり、探検という名で農地に不法侵入をする悪ガキもおらず、親から戦争中の話しを聞かされることもないでしよう。今の子どもさん達にかつて戦争があったということを伝えるためにも後世に遺して頂きたい貴重な文化遺産だと思います。