名前 |
紫久保 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
5.0 |
雲取山鴨沢ルートにある丹波山村が設置した案内板で登山者が将門の足跡を追体験できるようになっており、小冊子「伝承哀話紀行」も発行している。堂所から50m程、七ツ石山に向かったところにあり、次の言い伝えがある将門の妻として苦楽を共にしここまで来た紫の前が突如、腰前に差していた短刀を抜くや否や、喉めがけてつき刺して自害した。紫の前も、長い間の敗走生活で身も心も疲れ果てていたのだろう。これ以上、将門の足手まといになりたくないという心使いからか将門の将来を考えてのことが予想もできない出来事であった。将門は紫の前の死に消沈している暇もなく七ツ石神社を目指すしかもう道はなかった。たばやまの創作民話と将門伝説より。