奇怪な森のしだれ栗、自然の神秘。
天然記念物とのこと樹姿が奇っ怪ですね、とてもクリには見えないけど、自然の神秘なんですかね見応えありました。
見事な垂れ栗の場所でした。近くにはキャンプ場しかなく、飲食出来るお店はありません。冬の季節は(雪景色)は、格別だとおもいます。
施設全体は古さを感じます。(トイレなど)垂れ栗は初めて見ましたが、一見の価値アリです。静かにキャンプをしたい方にはお薦めですね。
小野宿から諏訪湖に向かう山中にじつに不可思議で奇妙な森があります。小野峠の楡澤と呼ばれる窪地にある「枝垂れ栗」の群落です。国の天然記念物に指定されています。「しだれ栗」というのですから、栗の木の枝が垂れ下がっているのですが、幹や太枝が螺旋を描くように曲がりくねっているのです。じつに奇怪な姿で、もし栗の世界に「魔王」というものがあるとすると、それはおそらくこんな姿ではないか、と想像できます。この奇妙な植物は、突然変異によって出現したそうです。そういう遺伝子の突然変異がどんな植物にも発生するそうですが、それにしても奇妙な姿です。しかも、これほどの規模で枝垂れ栗の樹が群生することはめったにないようです。その昔、人びとはこの奇妙な姿の樹林を天狗の仕業だと畏れていて、近づかなかったそうです。窪地を取り囲む山腹北斜面に枝垂れ栗の樹林が広がっています。この辺りの標高は1000メートル前後から1200メートルです。その昔には、この窪地は湿原だったと思われます。今では比較的に乾燥した草原になっています。枝垂れ栗の自生地に面積は3ヘクタール余りで、800本くらいの個体が群落をなしています。そのうち幹の直径が1メートル以上のものが200本もあるのだそうです。ところが、そういう古木は枯死しかけているものが目立っていて、実際に枯死してしまった巨木も目立ちます。やはり温暖化・乾燥化が影響しているように見えます。そこで、枝垂れ栗の保護増殖の努力が取り組まれていて、果実(栗の実)を育ててそのなかから枝垂れ特性をもつものを自然林を維持する形で補植しているのだとか。
不思議というか奇怪というかこうした枝ぶりはあまり見たことなかったので暫し見入ってしまいました季節ごと時間ごとで景色の表情が変化しそうでまた見に来たいなと思いました。
しだれ栗という馴染みの無い植物が繁茂しています。自然が豊かで水と木々がとてもキレイです。キャンプ場(有料)がありシーズンになると、中々の人で賑わっているのを見たことがあります。基本的に自分達が出す音以外は自然の音なので、人が出す喧騒から離れたい時はうってつけかも知れません。総合案内所には自販機とトイレがあり清潔な状態が保たれています。キャンプ場の近傍数キロには、湧水、貯水池、日本の中心の標、展望台等があり距離をものともしない方は訪れてみてはいかがでしょうか。貯水池の周囲には広葉樹が広がり、秋は見事に色づきます。水面に映る紅葉が大変素晴らしい。日本の中心の標までは約6キロ、車で行くにも道は未舗装のため楽ではありません。ただ、日本の中心(らしい)などそうあるものではないので、ここまで来たら行ってみるのも一興かと。自然が豊富なため、野生動物も見れると思います。私が見ただけでウサギと鹿がいます。猿や熊なんかもいるとかいないとか。遭遇していないので分かりません。
名前 |
小野のシダレグリ自生地 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
0266-46-3774 |
住所 |
|
HP |
https://www.town.tatsuno.lg.jp/gyosei/soshiki/sangyoshinkoka/kankosite/4/4/1231.html |
評価 |
3.8 |
周辺のオススメ

枝ぶりが盆栽のよう城址公園などに植えたら趣きあると思う。