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| 名前 |
薬師霊水の旧跡 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
|
山際に横穴を開け、ここに薬師霊水を貯水していたらしい。そして、その水を二荒山神社で利用していたのだという。現在は中を覗き込んでも、水は見られない。また、冬の外気温よりも穴の中の方が少し暖かい気がした。明治時代の観光案内本である『日光山名勝図解(1888)』には、「山崖に穴を穿ちて霊水を貯う 二荒山新宮社の用水なり もともとこのところに薬師の祠ありしが 近来霊屋の水鉢の後ろに移せり」と書いてある。「霊屋」は霊廟を指すが、この辺には徳川家康・家光をはじめ北白川宮能久親王などの霊廟があるので、いったい誰の霊廟の裏に移されてしまったのかは分からない。また、『日光山小誌(1900)』には、「坂路の山際にあり 眼病を患うるもの眼を洗えば 効験ありという方 いまこの水を引用して二荒山神社社内の水盤にそそぐ」とあった。