八丁湖畔で出会う、古墳の神秘。
黒岩横穴墓群の特徴
八丁湖畔の黒岩横穴墓群は、明治初期に発掘された歴史深い場所です。
吉見百穴と異なり、一般的な観光地化を避けた静かな雰囲気が魅力的です。
近くの山肌には、まだ500穴の横穴墳群が存在するとのことで楽しみが尽きません。
八丁湖の周遊道を歩いて行くと、トイレの横に山道があるので少し登っていくと着きました。黒岩横穴墓群(くろいわおうけつぼぐん)は明治10年に発掘されました。山の斜面には多数の横穴が埋没されていて、その数は500基以上と推定されています。ですが、夏は斜面に草が生い茂っている為、見えなかったです。
吉見百穴が有名ですが、黒岩横穴墳群は明治初期の10年に近在の根岸武香や地元の有志が、16穴発掘したそうですが、この辺の山肌にはまだ、500穴の横穴墳群があるそうですが、森や草の中にありそれほど感はありません。横穴墳群の山も低いので、発掘して観光化するより、そのままにした方が良いところです。
八丁湖の遊歩道沿いにあります。横穴のいくつかが現れていますが、その他にも無数にあるとのことです。
古墳時代後期から終末期に造られた横穴墓群で明治10年に地元の有志が発見・掘削した。斜面には未発掘のものを含めると五百基以上あるといわれている。明治12年には、大森貝塚を発見したモースも視察に訪れたという。
近くまで行くことは出来るが道が整備されていないので、草の種子がズボンに付着するし足元は滑るので注意してください。
吉見丘陵の北端近くにある目立たない横穴式古墳群です。ハイキングコースの近くにあるが、灌木に覆われているため目立ちません。そのため保存状態は良好です。また、明治11年にはオーストリア公使シーボルト(長崎で蘭学を教えた医師シーボルトの次男)が百穴調査の際、この地も調査に訪れるほど考古学的には貴重な存在ですが、吉見丘陵南端にある奇観「吉見の百穴」ほどの知名度はありません。秋のハイキングコースの中に入れて、三重塔がある吉見観音から、八丁湖畔に出て、横穴式古墳へと周り、古墳時代に思いをはせるのも一興です。東松山駅からですと6時間程のコースになります。ただし、夏の時期は草木も多く、蚊や蛇などもいますので、爬虫類が嫌いな人は見学要注意です。ハイキングとして整備されています。駐車場は八丁湖畔にあります。
八丁湖を囲む谷の斜面に分布する黒岩横穴墓群。古墳時代後期から終末期に造られたと考えられるが詳細は不明。総数は500基以上と推定される。このうち確認されているのは30数基。規模、保存状態ともに吉見百穴を超える。
吉見百穴と異なり、観光地化させていないのは個人的には好きです。しかし、荒れている感じですね。
週末でも人がそんなにいなくて、ゆっくりできます。
名前 |
黒岩横穴墓群 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
HP |
https://www.town.yoshimi.saitama.jp/soshiki/shogaigakushuk/7/430.html |
評価 |
3.3 |
周辺のオススメ

八丁湖畔にある黒岩横穴墓群。古墳時代後期と言われています。オーストリア公使のハインリヒ・シーボルトや茶味船外の研究で有名な生物学者エドワード・モースが視察に訪れています。ナウマン博士も?