松本市惣社で時空を超える。
伊和神社の特徴
信濃国総社としての歴史を感じる神社です。
落葉が美しい秋の参拝が魅力的です。
いにしえの記憶が交錯し、独特の雰囲気があります。
2022年6月に参拝しました。全国総社巡りの一環です。小さな社ながら古くから信濃国府の総社として当地に鎮座されている独特の雰囲気を感じます。信濃國総社としては松本以前の国府である上田市の科野大宮社の方が古いはずですが、こちらの伊和神社は移転•遷座もなかったはずで、それが神聖な雰囲気に反映されているように思います。宮司の方は今は塩尻に離れてお住まいのようで、社に書いてある電話番号に連絡をすると、後日御朱印を郵送して下さいました。神社の管理も離れていて大変でしょうに、このようなご対応されている事に頭が下がる思いです。御朱印ご入用でお車でお越しの際は、お電話の後、塩尻のお宅に向かわれることをお勧めします。(私は電車バスだったので郵送対応して頂きました)
今年もお舟曳きはできませんでした。神事のみでした。
ゆっくり買い物出来て良かったですね。
いにしえの記憶が交錯し、時間と空間を飛び越える。ここは、スピリチュアルで特別な場所。
かれこれ35年ほど前の嵐の日、雷が境内の木にあたり燃えたことがありました。その木は今はなくなって、その子孫の木々が・・・。自然の力はすごい。
私は信者ではありません。でも、夕食後のジョギングの後、この神社に行くのが好きです。遠くまで行く価値のある神社ではありませんが、近所にいると春の蝶が綺麗な絶景です。(原文)I am not a believer. But I like visiting this shrine after an after-dinner jog. This is not a shrine worth travelling far awide for, but if you are in the neighbourhood, it's a nice view with beautiful butterflies in spring.
ここの地名は松本市惣社(そうざ)だが、総社がなまってできた地名とする説が強い。全国で最も有名な総社は、岡山県の総社だが、律令制の時代の信濃国の総社はここだったとされる。信濃国の国府は上田市から松本市に移ったとされるが、松本にやって来た国府もこの周辺に置かれたとする説が強い。なお、信濃国分寺は上田市にある。現在では長野県の県庁所在地は長野市となり、北陸新幹線も長野市を通っていることから、人口でも経済力でも松本市は遅れることになった。長野市、松本市、上田市の県庁の取り合いは明治時代から昭和初期まで続いた。昭和23年4月1日に県議会で分県案が採決され、「コロンブス作戦」によって審議未了に終わったのが最後の大きな動きだったと思われる。長野県は山が険しく、上田市を中心とする東信地区、長野市を中心とする北信地区、松本市を中心とする中信地区、飯田市を中心とする南信地区、そして律令時代は飛騨国の一部だったこともある木曽地域がそれぞれバラバラな感覚がある。しかし、全県で過疎化と人口減少が続く状況に置かれ、地域間で主導権争いをするエネルギーさえ喪失している。
ある時期から信濃国総社だったとされる神社です。境内に古木が幾本もあり、古くからの神社であることが伝わります。近くに現役の泉もあり、生活しやすい場所で国府があったとの話もわかります。
秋には落葉がきれい。
名前 |
伊和神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
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松本の神さま。国府がここらへんにあったとか。