国指定史跡の散策に最適!
梨久保遺跡の特徴
国指定史跡で、歴史を感じながら散策できる場所です。
分かりづらいですが、駐車場とトイレが整備されています。
石碑と遺跡説明看板があり、学びの場としても人気です。
トイレ有り水道有り散策によし。
ちょっと分かりづらいですが駐車場もありトイレも設置されている。
石碑と遺跡説明の看板があるだけで、住居跡や遺構等は見あたらない。出土品等は岡谷市美術考古館に収蔵されているらしい。説明文によると、縄文時代中期を代表する最も有名な土器が出土したらしい。と言うか、有名な考古学者が携わったので有名になったというように読める。ここの土器に類似する土器は「梨久保式土器」というカテゴリーに分類されるらしい。周辺には幾つかの古墳も発見されているらしい。ということは、この地域は少なくとも縄文時代中期から古墳時代までは栄えており、有力者も存在していたということになる。黒曜石の産地である和田峠にも近い地域なので、石器時代から栄えていたことも考えられる。八ヶ岳山麓の縄文時代遺跡とどのような力関係にあったのか興味深い。また、諏訪神社の現人神となった金刺氏とこの地域を治めた豪族との関係も興味深い。説明の看板に書いてある塚屋古墳、清水田古墳、火燈古墳の場所へ行ってみたが、それらしい遺跡等は見当たらなかった。出土品は岡谷市美術考古館に収蔵されているらしい。一部は展示されている。
名前 |
梨久保遺跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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国指定史跡。昭和59年1月11日。梨久保遺跡(なしくぼいせき)は、長野県の中央部、諏訪湖の西北の山麓に位置し、常現寺沢によって形成された標高830㍍から860㍍の小扇状地の上に立地する縄文時代を主とした集落址であり、縄文時代中期初頭を代表する『梨久保式土器』の標式遺跡として有名である。これまでの調査で、遺跡は、扇状地の谷口部から扇央部一帯にほぼ等高線に沿う形で、上・中・下の三群の縄文時代中期を中心とする住居址群が展開し、住居址群の間にかめ破りの土壙墓を含む小竪穴群が存在していることが確認され、出土遺物は、繊細華麗な籠目文の梨久保式土器のほか、石器、翡翠、琥珀の玉等多数が発見されており、中部山岳地方における東西文化の交流や縄文中期文化の成立と、その展開を捉える上に欠くことができない重要な意味を持つ遺跡である。(岡谷市教育委員会の説明板より)岡谷市立図書館の庭には、敷石住居の復元があります。