夢殿で感じる古代ロマン。
夢殿の特徴
739年創建の国宝、八角円堂の夢殿が美しいです。
聖徳太子を祀る救世観音像が堂内に鎮座しております。
法隆寺境内に位置し、古代ロマン溢れる静かな空間です。
西院の東大門をくぐると東院伽藍が現れます、甍(いらか)の上には見事な夢殿の宝珠が輝いています、国宝に指定されていて創建は天平十一年(739年)と伝える。聖徳大師の斑鳩宮の跡で、朝廷の信任の厚かった高僧の行信が宮跡の荒廃ぶりを嘆いて聖徳大師供養のために伽藍の建立を発願し天平十二(748年)に聖霊会(しょうりょうえ)を始行したとされる聖徳大師信仰の聖地です、高い基壇の上に建つ八画円堂の夢殿は東院の本堂になります。御本尊は救世観世音菩薩で秘仏になり厨子の中に祀られています、一般に救世観音と称されますが平安時代の法華経信仰から広まった名称ですが仏教の経典には救世観世音菩薩という名称は見ることが出来ない。
法隆寺の参拝券(1500円)のエリア内に建物はあります。順路に従い法隆寺内を見学していくと、順路の最後の方にあります。五重塔などがある場所から少し離れています。建物は八角形の特徴ある外観です。思っていたより小さな建物でした。日本武道館の設計時に夢殿の八角形が、外観のモデルになったという話もあります。建物はどこからでも拝めるように、円に近ずけるため八角形になったともいわれます。古代中国の風水から来ており八角形になったともいわれます。夢殿は、聖徳太子の斑鳩の宮の跡で、高僧行信(ぎょうしん)が宮跡の荒廃ぶりを嘆いて太子供養の伽藍を建立したものとされます。元々は天平時代の建物ですが、鎌倉時代に大改修されて今日に至ります。見学コースの最後の方なので、あっさりと通り過ぎる方が多いのですが、法隆寺を代表する素晴らしい建築物なので、しっかりと見学されたら良いと思います。なおボランティアの方が親切に説明していただき、また写真がきれいに撮れるアングルまでご教示いただき、それもよかったです。
訪れた日は猛暑日で最初の写真の左側の壁沿いにある狭い日陰を歩いて夢殿に行きました。夢殿がこんなに小さかったかなぁと云う印象でしたが、猛暑で思考力が無くなり帰路に着きました。
秘仏救世観音は公開期間に金網越しにしか見れず、裏側の火炎の彫り物も非公開💦
法隆寺境内の中にある夢殿五重の塔から少し歩きますし、小ぢんまりとしてますが、八角形の美しい建物です。面倒くさがらずに是非、足を運んでご覧ください(^^)
夢殿って素敵な名前ですよね!【以下説明】夢殿(国宝)奈良時代の建立の八角円堂。堂内に聖徳太子の等身像とされる救世観音像を安置する。夢殿は天平11年(739年)の法隆寺東院創立を記す『法隆寺東院縁起』の記述からその頃の建築と考えられているが、これを遡る天平9年の『東院資財帳』に「瓦葺八角仏殿一基」の存在が記され、その頃に創立された可能性も考えられている。8世紀末頃には「夢殿」と呼称される。奈良時代の建物ではあるが、鎌倉時代に軒の出を深くし、屋根勾配を急にするなどの大修理を受けている。昭和の大修理の際にも屋根を奈良時代の形式に戻すことはしなかったため、現状の屋根形状は鎌倉時代のものである。基壇は二重で、最大径が11.3メートル。堂内は石敷。堂内の八角仏壇も二重で、その周囲に8本の入側柱が立ち、入側柱と側柱の間には繋虹梁を渡す。入側柱と側柱は堂の中心に向かってわずかに傾斜して立つが、これは「内転び」と呼ばれる中国渡来の手法である。観音菩薩立像(救世観音、国宝)飛鳥時代、木造。夢殿中央の厨子に安置する。長年秘仏であり、白布に包まれていた像で、明治初期に岡倉覚三(天心)とフェノロサが初めて白布を取り、「発見」した像とされている(岡倉らによる「発見」については伝説化されている部分もあり、それ以前の数百年間、誰も拝んだ者がいなかったのかどうかは明らかでない)。現在も春・秋の一定期間しか開扉されない秘仏である。保存状態が良く、当初のものと思われる金箔が多く残る。行信僧都坐像(国宝)奈良時代の乾漆像。行信は東院の建立に尽力した人物である。吊り目の怪異な容貌が特色。道詮律師坐像(国宝)平安時代初期の作。この時代の仏像はほとんどが木彫であるが、本像は珍しい塑造である。道詮は、荒廃していた東院の復興に尽力した人物である。聖観音立像(重文)救世観音の背後に立つ。絵殿及び舎利殿(重文)鎌倉時代の建立。絵殿には、摂津国(現在の大阪府北部など)の絵師である秦致貞(はたのちてい、はたのむねさだ)が延久元年(1069年)に描いた『聖徳太子絵伝』の障子絵(国宝)が飾られていた。太子の生涯を描いた最古の作品であるが、明治11年(1878年)、当時の皇室に献上され、現在は「法隆寺献納宝物」として東京国立博物館の所蔵となっている。絵殿には江戸時代に描かれた『聖徳太子絵伝』が代わりに飾られている。伝法堂(国宝)切妻造、本瓦葺き、桁行七間、梁間四間。内部は床を張り、天井を張らない化粧屋根裏とする。橘夫人(伝承では県犬養橘三千代(藤原不比等夫人、光明皇后母)とされるが、現在では聖武天皇夫人・橘古那可智とする説が有力)の住居を移転して仏堂に改めたものとされ、奈良時代の住宅遺構としても貴重である。昭和大修理時の調査の結果、この堂は他所から移築され改造された建物で、前身建築は住居であったとみられる。堂内には多数の仏像を安置するが、通常は公開していない。内陣は中の間、東の間、西の間に分かれ、それぞれ乾漆造阿弥陀三尊像(奈良時代、重文)が安置される。他に梵天・帝釈天立像、四天王立像、薬師如来坐像、釈迦如来坐像、弥勒仏坐像、阿弥陀如来坐像(各木造、平安時代、重文)を安置する。東院には他に南門(室町時代の長禄3年(1459年)建立、重文、別名不明門)、四脚門(鎌倉時代、重文)、鐘楼(鎌倉時代、国宝)がある。
法隆寺の拝観料1500円は高いと思いましたが、法隆寺⇒西院伽藍⇒大宝蔵院⇒東院伽藍の4施設を結構な距離を歩き見所があります。というか、日本最初の世界文化遺産であることを、お忘れなく。夢殿は、聖徳太子の遺徳を偲んで739年に建てた伽藍を上宮王院といい、その中心となる建物が夢殿です。個人的には、古き建物に八角堂は珍しいと感じました✨
入場券3か所の一つ。こちらも見どころがある場所です。
期間限定でご本尊が開帳されます。4月11日〜5月18日10月22日〜11月22日。
名前 |
夢殿 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0745-75-2555 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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良い天気に、聖徳太子さまに、綺麗なお堂にお参り出来て、ありがっ様です。