九人の乙女の碑、皇室の御心。
昭和天皇行幸啓記念碑の特徴
ノシャップ岬の小高い丘に位置し、稚内市街地が一望できる公園内にある記念碑です。
両陛下の詠んだ和歌が刻まれており、平和への祈りを感じられる特別な場所です。
平和な世が続く様祈りました。
日本人として命をまっとうしたこの悲劇についても、想いを馳せられる広い御心。戦前から戦後まですべて一人で引き受けられた昭和天皇の偉大さを感じさせられる。
ノシャップ岬の小高い丘にある公園の中にあります。
樺太に思いを寄せられた両陛下の御心を感じることができます。
稚内市街地がよく見えこの位置に天皇・皇后両陛下が九人の乙女の冥福をお祈りされ後日お二人の詠んだ歌が刻まれています。
1963年(昭和38年)に、昭和天皇・皇后様が稚内を訪れた際、九人の乙女の悲話に、感銘を受けられ、後日宮内庁より、和歌に託した事が公表されての 記念碑である。
昭和43年昭和天皇行幸の際、9人の乙女の話をお聴きになった陛下と皇后の御製が刻まれています。
他の記念碑と同様、海に面して設置されています。
昭和43に、この公園にお出でになった昭和天皇・皇后両陛下は、「九人の乙女の碑」の前で九人の乙女の悲話をお聞きになりました。両陛下は、目頭に涙を浮かべ深く頭をお下げになり、九人の乙女の冥福をお祈りになり、後日この時の感銘をつぎの様にお詠みになりました。御製(天皇)樺太に命を捨てし たおやめの 心思えば胸 せまりくる御歌(皇后)樺太につゆと消えたる おとめらの みたまやすかれと ただいのりぬる両陛下の御製・御歌は、この行幸啓記念碑に刻まれて昭和44に除幕されました。 <案内板などから>
名前 |
昭和天皇行幸啓記念碑 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0162-24-1216 |
住所 |
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評価 |
4.1 |
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2024年5月下旬。数十年振りに訪問、朝から天気がいまいちでした。ただ稚内は相変わらず風が強い。