白金・立行寺の隠れた魅力、碑を訪ねて。
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| 名前 |
大久保彦左衛門・一心太助 顕彰碑(記念碑) |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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白金・立行寺の境内にある「大久保彦左衛門と一心太助の顕彰碑」。ただの史跡ではなく、建立の背景にドラマがある非常に興味深いスポットです。この碑は、彦左衛門の没後約280年である昭和2年(1927年)に、大久保彦左衛門の末裔である大久保一貞男爵によって建立されました。彦左衛門は徳川家康に仕え、江戸幕府の初期・将軍徳川家光に直言した旗本として知られる実在の人物です。一方、一心太助は、講談『三方一両損』や数々の映画・ドラマで描かれる、義理人情に厚い江戸の魚屋ですが、実在しない架空のキャラクターです。なぜ実在の旗本と架空の魚屋が並ぶ碑が建てられたのか。それには、当時流行していた二人の講談の物語を後世に伝えるという大久保男爵の意図がありました。さらに物語の中で太助が彦左衛門の窮地を救うなどの絆が描かれていたことから、日本橋の伝統を受け継ぐ魚河岸の関係者たちも「江戸っ子の義理人情の象徴」として建立に熱心に協力しました。昭和2年の建立直後には、日本橋から魚河岸の職人たちがこぞって参拝に訪れ、大変な熱気に包まれたといいます。建立の背景には没後約280年という節目に、男爵と魚河岸が一体となって「江戸の粋」を復活させようとした熱い連携があったようです。白金の高級住宅街にある静かな寺院の中で、実在の歴史と江戸ロマンが交差する、深く味わいのある穴場スポットです。