春夏秋冬、心安らぐ比企の丘。
宗悟寺の特徴
春夏秋冬、心を癒す静かな雰囲気が魅力の寺院です。
鎌倉殿の13人ゆかりの頼家公の位牌が祀られています。
比企西国霊場33番札所として歴史的な意義を持つお寺です。
道路沿いの入口から続く坂を登り終えた小高い丘の上にあります。坂の途中にはポツンと一軒家がありました。境内に入ると来年の大河ドラマに登場する比企氏ゆかりの地という幟がアチコチに立っていました。鎌倉幕府の二代将軍、源頼家の位牌を正妻の若狭局(=比企能員の娘)がこの寺に納めたという伝承から比企氏ゆかりの地ということになるようです。先日訪れた川島町の金剛寺にも比企氏の墓地があり、かつて武蔵国と呼ばれたこの周辺には比企氏関連の史跡が多いのかもしれません。
立地環境の関係か、寺全体が非常にゆったりとして居心地の良い場所です。ここなら、若狭の局も、心が落ち着いたのかも知れません。鎌倉時代まで思いを馳せることができたような気がします。
頼家公の位牌が祀られているそうです。また、比企一族顕彰碑も建っております。
鎌倉殿の13人ゆかりの地比企一族が近くに住んでいた伝承があり、比企能収の娘若狭の局が二代将軍頼家(鎌倉殿と北条政子の嫡男)の位牌を預けたお寺(曹洞宗) 近くにあった寺を此処に遷した壇越が中興の祖となり、住職累代のお墓の手前には、森川氏累代のお墓があります。御朱印は遣っていませんでしたが、曹洞宗の二大本山で修行した住持職は人当たりの良いお方でした。
▼鎌倉の妙本寺 には良く行きます。ご存じのように、比企一族が北条義時 に滅ぼされた場所としても有名ですが、では比企一族の故郷は?と思い武蔵国比企郡(埼玉県東松山市)に行ってみました。▼宗悟寺というお寺があり、その周囲が比企能員の館跡との話でした。▼境内に比企一族の顕彰の碑まであります。ちょっとうら寂しい感じの場所でした。▼ただ、私が強く感じたのは、圧倒的に訪問している人の数は妙本寺の比企一族のお墓の方が多いのですが、雰囲気は何故か、ここ宗悟寺と妙本寺のそことは似ているのです。霊感ではないとは思いますが、これは不思議な体験でした。
『鎌倉殿の13人』が切っ掛けで訪ねました。この地は比企能収が治めていた地域でした。頼朝の乳母、比企尼の養子(甥)の能収の娘若狭局は、頼朝と政子の嫡男頼家と夫婦になるが、頼家の死を悼みこの寺に頼家の位牌を預けた。『鎌倉殿の13人』一般的には『鎌倉殿』と言えば『源頼朝』『佐殿』『鎌倉幕府初代将軍』を指すが 若い『二代将軍』を13人の合議制で運営した。主役は北条義時であり、何とも玉虫色の題名である。しかしこの『鎌倉殿の13人』のお陰で宗悟寺.三門館跡.金剛寺.障息院など比企地方の歴史が顕かとなった。
比企西国霊場 33番札所 曹洞宗。
名前 |
宗悟寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0493-39-0617 |
住所 |
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評価 |
3.9 |
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春夏秋冬いつ来ても良い雰囲気。境内にいるととても落ち着きます。昨今は鎌倉殿関連で更に有名になりましたが、持久の時を経て尚、人心の畏敬を保っているのを感じることができます。