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❶【参考 御嵩町史 民俗編 1985年】井尻の追分石御嵩町には町の東と西の端に追分といわる所が2か所ある。その一つが、ここ井尻であり、もう一つが伏見にある。この石柱は明治15年(1882年)6月に建てられたもので、「右中街道 中山道・大井駅 道」と大きく刻まれている。これは今までの中山道が新しく国道21号線に切り替えられ、大湫宿(おおくてじゅく)のつぎの宿場の大井宿(大井駅)に達することを示している。分岐点の追分に石柱があったが、現在はそれより西へ130mほど離れた場所にある。慶長7年(1602年)山道の中山道が整備される。伏見・中・御嵩を通過して井尻からまっすぐ東へ進み、中切・宿・美佐野・次月を通り、柄石峠を越して今の端浪市(みずなみし)へ入った。ここで国道19号線と大体同じ場所を通る下街道と合流して東進し、恵那市街へ入る手前の槇ケ根峠で中山道と合流したという。