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伊那32巻1号23-24頁によれば、以下の内容が伝わっていた(以下要約)淵の底は天竜川に通じており、淵の主は天竜川の主である龍神様であると村人たちに信じられていた。ある時親孝行な若者が母親の法事に必要なお膳やお椀を天竜川の主である龍神から貸し与えられたことがあり、それから村人は大事な人寄せの際は淵へ行き、膳部一式を借り、用事が済むとお礼を述べ返却していた。しかし、ある時、強欲な老人が数をごまかして返却したところ、淵は荒れ狂い、老人が寺に駆け込み和尚にすがって、念仏を唱えることで嵐は収まったが、それ以降お膳は出てこず、魚も少なくなり、淵も消滅した。村人は龍神様が怒り、大下条の深見の池へ移ってしまったのだと語ったという。