巡礼供養塔と庚申塔、ぜひご覧あれ!
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| 名前 |
百箇所供養塔・青面金剛庚申塔 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
5.0 |
| 住所 |
|
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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ここの巡礼供養塔や庚申塔(こうしんとう)は、ビルの一部を削って、そこに設置してあるものです。先人の願いを大切にしていることがわかります。ココ、東京都西東京市田無町4丁目19の「百箇所供養塔・青面金剛庚申塔」のうち、百箇所供養塔(ひゃくかしょくようとう)は、江戸時代に広まった観音信仰に基づき、西国33所、坂東33所、秩父34所の計百箇所の観音霊場(日本百観音)を巡礼し、満願した記念に建立された石碑です。村の代表者が代理で巡拝したり、身近な場所で参拝できる場所として、村内や近隣の辻、村境、ほこら、墓地などに建てられ、霊山である出羽三山(湯殿山、月山、羽黒山)信仰(「三山駆け」)の石塔や、庚申塔などとセットで建立されるケースも多いです。ここの場所は重要な辻(つじ:十字路、ジャンクション)であり、江戸時代以前の古い時代からの「青梅街道(+富士街道)」、「府中道(+大山道)」、「久米川街道」等の大街道同士の分岐合流地点でもあったことは、供養塔等の立地条件としては最適の場所でした。ちなみに、青梅街道(都道4号線5号線)と富士街道(都道8号線)の分岐合流地点である西武新宿線のガードの北側の交差点信号付近には、とても珍しい、非常に大型の庚申塔があります。地域の安全や健康を願う民間信仰の歴史を今に伝えています。一方、庚申塔(こうしんとう)とは、干支(えと)でいう庚申(かのえさる)の夜に、宿などに集まって夜を明かすという庚申信仰(こうしんしんこう)に基づいた石造物です。日本各地に石造の庚申塔が多数存在し、青面金剛(しょうめんこんごう)は、「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿像と共に描かれたり、それらの像が設置されているケースが多いです。となりの大陸の道教(どうきょう:大陸の先祖崇拝の信仰)では、人間の体の中には「三尸(さんし)」という3種類の悪事を行う虫(三尸虫:さんしちゅう)が棲んでおり、人が寝ている間に、その者の悪事をすべて天帝に報告に行くというのです。そのため、「三尸」が活動するとされる 60日に一度巡ってくる、庚申(かのえさる)の日の夜は、眠ってはならないとされ、この日の夜には人々が集まって、夜通し寝ずに過ごすという「庚申待(こうしんまち)」の風習が生まれました。この「三尸」の虫を押さえる力を持つとされるのが金剛童子で、青い顔で憤怒の形相をしているのが「青面金剛(しょうめんこんごう)」です。しばしば、三猿(見ざる、聞かざる、言わざるの3匹の猿)を従者としていることがあります。この習俗は、平安時代に我が国に伝わって来て、室町時代以降全国に拡がりました。江戸時代には全盛となり、明治以降も、戦後の昭和の頃等のつい最近まで、行われていた場合が多々あります。庚申信仰は、地方の一部などでは、今でも行われているところがあります。