美しき凛とした雰囲気の神社。
村國真墨田神社の特徴
7世紀頃創建の歴史ある神社で、地域の産土神として崇拝されています。
美濃国一宮の南宮大社の主神を祭神としており、格式高い神社として知られています。
JR高山線沿いに位置し、訪れる多くの参拝者に御朱印を提供しています。
村国男依が祀られている壬申の乱ゆかりの神社です。訪ねた日が、たまたま秋の祭礼の日で、境内には礼服の大人たちと、法被姿の子どもたちがいて、地元の方々がとても大切にしている神社であることがよくわかりました。コロナ禍を徐々に声出して、日常の伝統が蘇ってきているようです。とてもうれしい光景でした。
一見、ごく普通の村社かと思いきや、お社は厳かな雰囲気があり地域の方が大切にしている神社であると感じました。由緒もしっかりとしており、こんなところにヒッソリと佇んでいるのがより一層、不思議さを感じました。また、御神木は一度、枯れかけた所を関係者のご尽力により再生し延命処置が施されており、生命の力強さを感じました。境内には、ご神木や恵比寿神社と稲荷神社、護国神社が一緒に祀られておりました。
各務原市鵜沼山崎町に御鎮座御祭神:天火明命、彦火火出見命、金山彦命、岡象女命、村国男依御神徳:鵜沼とその周辺の地の産土神として、氏子・崇拝者の生活全般を御守護して下さる社歴:7世紀頃、村国氏が金山彦命・天火明命を合祀して創建し、後に村国男依を合祀する。大沢氏の守護神として鵜沼城城下に祀られていたものを河村惣六が現在地に移転する。(2022/1)
【御朱印:あり】岐阜県各務ヶ原鵜沼の産土神を祀っている村国真墨田神社美濃国一宮の南宮大社(なんぐうたいしゃ)の主神と尾張国一宮の真清田神社(ますみだじんじゃ)の主神を祀る神社です。後になってこの地を支配していた地方豪族の村国氏の中より天武元年(672年)に起こった壬申の乱の際、大海人皇子(おおあまのおうじ)に味方して功績を挙げた村国男依(むらくにのおより)を祭神として合祀した過去もあります。戦国時代には、織田信長の美濃侵攻や小牧長久手の戦いなど様々な時代変遷と共に現在の地に遷座。綺麗に掃き清められた境内が凛とした雰囲気を醸し出している美しい神社です。周辺の駅からは徒歩で行ける距離ですので参拝の際は公共交通機関を利用すると便利だと思います。【御祭神】天之火明命(アメノホアカリノミコト)彦火火出見命(ヒコホホデミノミコト)金山彦命(カナヤマヒコノミコト)岡象女命(ミツハノメノミコト)村国雄依(ムラクニノオヨリ)
初めて参拝してきました。境内はそれほど広くはありませんが、とても立派な神社でした。
[曇りのない澄んだ鏡のような、長い歴史が残る、村国真墨田神社]「四道将軍」丹波道主命(たんばのみちぬしのみこと)は東山道に沿って進軍し、この伊木山周辺に鍛冶工房を構えます。丹波道主命は進軍した各地に金属精錬の拠点を構え、農器・武器・神器を造りその地の生活を安定させました。属する、伊福部氏は蹈鞴製鉄技術を有する技能集団で、この進軍の中心的存在です。丹波道主命の母は、息長水依比売娘(おきながのみずよりひめ)で、息長...蹈鞴製鉄で空気を送る意味を持ち金属精錬に何らかの関わりがあり、伊福部氏も帯同することを決意したのでしょう。鍛冶工房は分業制で、この地域は、神器つまり、鏡を作る専任舞台が在駐していました。そのため、この地域は、『各務』(かがみ)を名乗り、まとめる『各務氏』は、地方豪族としてこの地を統治していました。また、鍛冶工房をまとめる工場長的な役職を『村下』(むらげ)と呼び、一族は村群・村国と名乗っていました。その痕跡は、地名にも残り、この神社の北側には、各務山があり、また、伊木山も「息山」と古には書かれた記録があり、蹈鞴製鉄所跡も残ります。伊木山周辺には「八龍遺跡」という古墳群があり、飛鳥時代から平安時代にかけての鍛冶工房址が発掘され、鉄滓も出土しています。また、「八龍」という名前もこの神社の祭神「天火明命」に関連します。天火明命は、真名井の水面に折ち立つ際、八龍に跨り降臨した伝説の龍神です。研磨の優れた曇りのない澄んだ鏡を「真清(ますみ)」と称し鏡の特級品となります。つまり「八龍」は、真澄を呼び込む縁起の良い名前なのです。もうひとつの祭神「金山彦命」は南宮大社から勧誘され合祀されました。これは、各務氏が南宮大社の氏子であったことによるものだと伝わります。南宮大社は不破関に位置し、ここに祀られる「村国雄依」にも深く関連します。村国雄依は壬申の乱の英雄で、大海人皇子の意向により・村国男依(むらくにのおより)・身毛君広(むげつきみひろ)・和珥部臣君手(わにべのおみきみて)の3人が尾張・美濃の兵の動員し、不破関を塞いだことにより大海人皇子側が勝利し、大海人皇子は天武天皇(てんむてんのう)として即位しました。日本を二分したこの戦いの功績により、村国雄依は3代先までこの地域一体をあずかる事となります。村国真墨田神社は、長く様々な歴史を見守ってきました。故に岐阜県独自の神社制度 で、~金幣社~を与えられ、歴史深い存在として、この地に鎮座します。
村国真墨田神社(むらくにますみだじんじゃ)は、岐阜県各務原市にある神社。村國眞墨田神社とも表記される。創建時期は7世紀頃。この地域(美濃国各務郡)を支配していた豪族村国氏が美濃国一宮の南宮大社の主神「金山彦命」と尾張国一宮の真清田神社の主神天火明命を合祀して創建したという。後に村国男依を祭神として合祀している。式内社であり、各務原市鵜沼地区の産土神とされている。 各務原市内の金弊社五社のうちの一社である。
金幣社狭いながらも格式高い。
建物がなかなかいい!
名前 |
村國真墨田神社 |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
058-384-0172 |
住所 |
|
HP | |
評価 |
3.9 |
周辺のオススメ

美濃國一宮の南宮大社の主神金山彦命(かなやまひこのみこと)と、尾張一宮の真清田神社の主神天火明命(あめのほあかりのみこと)大海人皇子(おおあまのおうじ後の天武天皇)に味方して功績をあげた村國男依(むらくにのおより)を祭神としているとしてます各務原金幣社5社として5社巡りで参拝する方もおおいそうです。