飯高寺で学問の狐と出会う。
古能葉稲荷大明神の特徴
飯高寺境内にある稲荷大明神で学問の神様を祀っています。
祠に彫られた龍神が独特の美しさを持っています。
伝説の古能葉狐が住む場所として歴史的な意義があります。
祠の龍神が一本彫で素晴らしいですね。
飯高寺の中にある稲荷神社です。
狐🦊さんを祀っています他のお稲荷さんと違い学問好きの狐を祀っており学問の神さま的な存在です。多くの合格祈願の絵馬があります。
夏の暑い日には涼んで下さい、飯高寺など同じ場所になります、こちらの階段あがるのもきついかも、山道もありますのでのんびりと。
油揚げやお饅頭より鶏肉料理が大好きかもしれません。
その昔、飯高の地に僧が学ぶための檀林 (だんりん)と呼ばれる学校があり、その表参道の橋門の近くに「古能葉」という名の狐が住んでおりました。毎日、学僧たちの唱えるお題目を聞きながら、古能葉狐は自分も学びたいと思い、 壇林の授業に紛れ込むことにしました。古能葉狐の学僧は、朝は誰よりも早く起き、掃除や食事の支度等のお務めに熱心で、他の学僧たちの模範となる学僧でしたし、修行にも一所懸命だったので、いろいろな教えの奥義を身につけ、時々は他の学僧たちに法門を指南するほどでありました。 熱心のあまり、時折、庭に足跡を残してしまったり、お題目を書いた木の葉を落としたりして「ひやり」とすることもありましたが、それでも何年も何年も修行を続けて、学僧たちに尊敬される僧の一人となっておりました。 それから何年かが過ぎ、新しい能化上人 (壇林長)の檀林入山の夜のことです。宴も終わり、僧たちが引き上げた後、一人の僧が動こうとしません。不思議に思った上人が話しかけてみましたところ、僧は上人の前に跪き、狐の正体を現わしました。 古能葉狐の僧は、「修行を続けることは人を騙し続けることと苦しみ、告白の機会を探していたのです。」と涙ながらに話しました。話を聞いた上人は、法華経の奥義を身に付け、学僧の師となった努力に対して、僧に化けていたことを許しました。 そしてこれより後、古能葉狐は法華経の教えを守る者として仕えることを誓い、上人は、古能葉狐のために大講堂の前庭の一角に小さな社を創り、そこに住まわせました。後に、この社は、古能葉稲荷大明神と呼ばれ、信心する者が絶えず訪れます。 そして今でも五穀豊穣、商売繁盛、合格祈願や学業成就のお礼に赤い幟を立てて賑わっているのは、皆様ご承知の通りです。
名前 |
古能葉稲荷大明神 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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飯高寺の境内にある稲荷大明神。古能葉と言う学問好きな狐の伝説があるとの事です。