平安京・宴の場、松原の魅力!
平安宮宴松原跡の特徴
細い街路沿いに面した、平安京の遺構があります。
平安京内裏の西側に広がる、かつての松林跡です。
空き地宴の松原に立つ、歴史を感じる石碑が特徴です。
散歩中に通りました。
平安京の内裏の西にあった松林。用途はその名の通り宴会を催す場所なのか、内裏の建て替え地なのか、諸説あるようだ。大鏡に「中関白殿、陣まで念じておはしましたるに、宴の松原のほどに、そのものともなき声どもの聞こゆるに、術なくて帰り給ふ。」とあり、藤原道隆が鬼の声を聞いたとかいう伝承が残ってるが、これまた淡白に書かれていて詳細不明。そんな、謎の史跡が住宅街のど真ん中にあるのは面白い。歩いてすぐのところに鵺明神があったり、京は魑魅魍魎に溢れてたんだね。
平安京の豊楽院の北側にあった広場で、宴の場として使われたと想像されていますが、史実は不明のようです。広場は南北約束430m、東西約250mの広さがあったとの説明で、石碑の位置は広場の東端あたりとのこと。現在はお寺の多い住宅地の中です。
平安宮の中にあった空き地宴(縁)の松原の石碑があります。なぜ平安宮の中にこのような空き地があったかは未だ解明されていません。内裏と対になる位置にあるため、その立替用用地だったという説が有力な様です。
En-no Matsubara
名前 |
平安宮宴松原跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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細い街路沿いに貴重な遺構が残されている。 説明書きもあって 京都の歴史を感じさせるには十分だ。