暗闇に映える武甕槌命の姿。
樅山神社の特徴
御祭神は武甕槌命で、神聖な雰囲気が漂っています。
夕方の訪問で中には入れませんが、静寂を感じる場所です。
鉾田市樅山の美しい景色と共に心を落ち着けられます。
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Hokota umi
もう夕方で暗くて、中までは入れませんでした。
名前 |
樅山神社 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
3.7 |
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御祭神は武甕槌命。祖先がこの地を拓き天兒屋根命・武甕槌命・経津主命を祀ったのが始まりで,当社は大同2(807)年の創建だそうです。寺社仏閣の創建年代においては余りに大同2年が多いことから「秋風や大同二年の跡を見ん」という句があり,昔の人もいささか疑わしいと思ったようですが,当社の氏子宅には仁寿3(853)年の棟札の写しが残されており,信憑性がある貴重な社です。中世になると徳宿氏の尊崇を受けたが,文明18年(1486年)の江戸氏(江戸通雅)による侵攻の兵過に遭って社殿は烏有に帰す。このことは徳宿城跡(鉾田市徳宿)・鹿島神社(鉾田市常磐)の口コミに書きましたが,「徳宿合戦」で徳宿氏が滅び,駆けつけた鹿島氏を初めとする大掾氏一族の援軍は鉾田市常磐からここ鉾田市樅山まで激戦「樅山合戦(樅山ヶ原合戦)」を繰り広げ,ようやくにして江戸氏の軍勢を退けたわけですね。慶長5(1600)年,佐竹東義久によって社殿が再建され,その後幾度の修復を重ね現在に至ります。もう入口からしてただの神社ではないという雰囲気を何故か感じつつ,ごく最近に(重機で?)草刈りがされた長い参道を鬱蒼とした鎮守の杜の中,北へ進むと,鳥居・狛犬・石灯籠,そして社殿が鎮座していらっしゃいました。清々しき大自然の息吹を鋭く感じる,地域から尊崇を受けていらっしゃる社であるなと思います。なお,入口前の道路100mほど東に,読めない社号標と森の中へ下る狭い参道らしき小径を見つけて(当社に繋がっているのかと)少し降りて見たのですが・・・あまりの蜘蛛の巣の激しさに負けて退散。冬に通る機会があれば冒険してみたいと思います。