満開の垂れ桜と仁王像。
光前寺 仁王門の特徴
大永8年(1528年)制作の金剛力士像が安置されています。
満開の枝垂れ桜が訪れる人々を魅了します。
仁王門をくぐると杉並木の参道が広がっています。
垂れ桜🌸の季節は良いよ!
山陰より木曽駒ケ岳の登山に訪れましたが、この光前寺の雰囲気も少しでも味わいたく、夕刻に菅の台バスターミナルから歩いて来ました。日もほぼ落ちていて、寺の中には入ることは出来ませんでしたが、門前で一礼をし、光前寺通りを、次の目的地への高速バスが出る、駒ヶ根ICに向かって歩いて行きました。この仁王門に至る長く、真っすぐな光前寺通りを歩くだけで、大変存在感のある寺という雰囲気が伝わって来ました。また、寺の後ろ側に駒ケ岳を始め、2~3千メートル級の山が聳え、夕闇が早めに降りるのがまた、この場所の情緒を感じさせるものがありました。写真は、曇りがちでもありますが、夕刻の光前寺通りの風景です。(2022/9/10夕刻訪問)
天台宗別格本山にしては小ぶりな仁王門に感じました。大きな寺院ともなると、総門があり、続いて山門があり、そこに仁王像があって仁王門と呼ばれることが多いと思うのですが、ここではその山門には仁王像が無く、独立して仁王門があります。だとすると、昔々には参道が下まで続いていて、総門があったことが想像できます。現在はその存在がなく、入り口すぐに仁王門がある配置になっています。小さな寺院に良くある配置と同じような感じです。仁王門の横には光前寺を代表する枝垂れ桜が参拝者を出迎えます。枝を広げた姿は見る者を魅了する美しさです。ここは門前で一礼せずにはいられないでしょう。
早太郎に会いに行こうと思いましたが、先に風呂に入りに行ったので、間に合いませんでした。
第2駐車場側に立つ仁王門!第一駐車場に車を入れると遠回りになりますよ!仁王門を通してみる直線の参道は美しい!
小振りです。
枝垂れ桜が満開でした。よくテレビで紹介されます。
一般に「仁王像/二王像(におうぞう)」と呼ばれる「金剛力士像(こんごうりきしぞう)」は仏教の護法善神(ごほうぜんじん/仏法と仏教徒を守護する神)で、守護のため甲冑を身につけ(裸身像も多く存在する)、開口した「阿形(あぎょう)像」と口を結んだ「吽形(うんぎょう)像」の二身となって寺門に立つ仏像だ。ここ「宝積山(ほうしゃくざん)光前寺(こうぜんじ)」のエントランスにあたる現在の「仁王門」は、1941(昭和16)年の突風による大破で1944(昭和19)年に再建されたというが、安置される「仁王像」は、頭部の銘文から1528(大永8/享禄元)年に作られたものだと言われ、檜の寄木造(よせぎづくり)で、赤色顔料による朱塗りが残り、一部には制作当時の金泥(きんでい)も残っている。
光前寺はまず、ここをくぐって参道に入ります。第一駐車場から直接参道に入れますが、少し戻りましょう。第二駐車場は仁王門の前です。阿吽の仁王像が安置されています。仁王門前の垂れ桜の見頃の頃にまた来たいです。
名前 |
光前寺 仁王門 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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安置されている金剛力士(仁王)像は大永8年(1528年)に作られたものです。貞観2年(860年)に創建された天台宗の寺院です。本尊は不動明王で秘仏です。戦国時代の武田氏と織田氏との戦いなどで被災しました。本堂は嘉永4年(1851年)に再建されたものです。