大正時代の再建と猿の秀吉。
伽耶院 仁王門の特徴
伽耶院仁王門は大正時代の再建門が特徴です。
歴史的な火灯窓が現存する貴重な建築です。
三木城と秀吉にまつわる伝説が息づく場所です。
駐車場の手前にあります。裏から表に抜け中を見てびっくり、中には頭・手足の無い胸元だけの仁王様が。うーん、痛々しい。
それ程遠くない神戸市北区在住ですが、初めての訪問です。仁王さんの上半身は失われていますが、歴史を感じさせます。
現地に説明板がありますが門自体は大正時代の再建で、火灯窓(現地説明では花頭窓)は建築初期からの遺物とされています。中にある2体の金剛力士は三木城合戦時に一部が焼失したと説明板があり、火灯窓の枠が比較的枠幅が大きく中が良く見えるため、覗くと確かに焼け焦げ焼失したような痕跡があります。三木城合戦時に三木城主・別所氏側に食料調達などの手助けをしたとされる寺院は秀吉軍により焼き討ちにあったと伝えられ、同市の教海寺や小野市にある雲光寺などがそれにあたるとされてますが、この伽耶院は別所氏の祈願所となっており寺が焼き払われたとされています。その最中に僧や村人が燃える像を救ったのかは定かではありませんが、この門一つにも色々な歴史を背負い今も伽耶院へ訪れる人々を迎え入れてくれています。院へ車など乗り物で行く場合は脇の道を通るので素通りしてしまいがちですが、駐車場からもそんなに遠くないので少し足を運んでじっくりと見たい場所です。
三木城を攻めたついでに焼いたと言う、猿の秀吉( ̄∀ ̄)ってか古すぎ。わロタ。大事に置いておかなきゃね。
三木城を攻めたついでに焼いたと言う、猿の秀吉( ̄∀ ̄)ってか古すぎ。わロタ。大事に置いておかなきゃね。
名前 |
伽耶院 仁王門 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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伽耶院の駐車場から、歩いてすぐのところにあります。金剛力士像は羽柴秀吉の三木合戦時に上半分が焼け落ちた、と説明板に書いてありました。三木市には何かと歴史を感じる場所が多いですね。