明治の歴史が宿る小坂鉱山。
小坂鉱山事務所の特徴
明治38年に創建された、洋館特有の美しい建築です。
かつて鉱山で栄えていた小坂町の歴史が学べる場所です。
外観はルネサンス様式で、国の重要文化財として保存されています。
小坂町には仕事で何度か来ており近くのゴールドパレスに宿泊する度、いつかはゆっくり来てみたいと思っていました。家族旅行で十和田湖経由弘前城のさくらを見にゆくことのなり、途中立寄らせて頂きました。訪問日がGW2日目であったこともあり、関東では数週間も前に桜は終わっていましたがまだ見頃の状態で、ゆっくりと過ごすことができました。早朝に訪れたため鉱山事務所内に入ることはできないようでしたが、かつての栄華を感じるレトロな町並みと、小坂川沿いの桜をゆっくり堪能することができました。
施設の名前を聞くと、鉱山の管理しているところかと思いましたが、小坂鉱山に関する博物館でした。砂子沢ダムカードはこちらで貰えますが証拠写真が必要です。
小坂鉱山事務所は秋田県小坂町にある歴史的建築物。1905(明治38)年に建てられた旧小坂鉱山の事務所でルネサンス様式の洋風建築です。シンメトリーな木造2階建ての構造が特徴です。鮮やかな外観は小坂鉱山の繁栄を象徴する建物でもあります。鉱山閉山後に保存活動が行われて国の重要文化財に指定されている建物です。小坂鉱山事務所の館内は一般公開されており、鉱山の歴史や技術を紹介する展示が行われていて見ておきたい観光地です。ハッとする美しさの螺旋階段は必見です。(探訪:2008年)
小坂町の歴史が学べます。1時間強を確保しておいたほうが良いでしょう。建物内を大回りする順路で、館内のほぼ全部屋を周れます。建物もキレイで、見ていて飽きません。
明治期の建築物、日本の近代化に興味のある方にお勧めです。小学生以下には退屈でしょう。近代史は説明パネルが多いので読むのに時間がかかります。入館料、ガイドさん付き見学もリーズナブル。レンタル衣装もあり、建物との雰囲気と合わせると写真映えしそうです。土産ショップの品揃えは豊富。冬季11月から3月は16時迄なので注意。
小坂の繁栄が残る豪奢な建物です。見学の価値あり。
オープン前でしたがとても綺麗な場所です。
小坂町の小坂鉱山事務所に行きました。表の銅像と一緒に記念写真を撮りました。^^;入館料は380円です病院跡地に移築したということです。明治38年(1905年)に建設。明治期から大正期にかけて鉱産額日本一を誇った小坂町のシンボル。近代化産業遺産として認定(経済産業大臣)され国の重要文化財にもなっています。「旧小坂鉱山事務所」の誕生は、小坂鉱山近代化の歴史に深くかかわっています。江戸時代も幕を引こうとしたころ発見され、明治時代の近代化の息吹とともに躍動を始めた小坂鉱山。後に日本鉱業界の父と呼ばれた大島高任や「お雇い外国人」として日本鉱業界を牽引したクルト・アドルフ・ネットーらに支えられ、明治初期の「富国強兵」「殖産興業」政策に貢献した小坂鉱山。その流れは、明治17年(1884)に払い下げを受けた藤田組にも引き継がれ、主要鉱山の地位を確立します。そして迎えた明治30年代、土鉱とよばれた鉱石が底をつき沈滞期を迎えていた小坂鉱山に「黒鉱自溶製錬」の成功は、新たな活気をもたらしました。その起死回生にたずさわった技術者たちが、その後の日本鉱業界に大きな影響をおよぼすこととなります。そんな順風満帆の時代、小坂鉱山を新時代のリーダーに発展させたいという藤田組の強い意志があり、明治38年(1905)に巨費を投じて豪壮華麗な「旧小坂鉱山事務所」は建設されたのです。まさに旧小坂鉱山事務所は日本一の大鉱山のシンボルでもあったのです。閉館まで時間が無いので急いでみました。木造3階建て、ルネッサンス風の華麗な外観。正面中央のイスラム風といわれるバルコニー付きポーチ。ルネッサンス風の基調となるのは、屋根の3つのドーマーウィンドー(飾り窓)と、外観に連続する三角形のペディメント(窓飾り)付き窓が付いています。玄関ホールを入ると見事な「らせん階段」が1階から3階まで通じています。柱には一本の秋田杉が使用されおり、手摺りは緩やかで美しいで曲線を描いています。小坂鉱山は日本初の溶鉱炉があったということです。小坂鉱山は、足尾・別子とともに日本三大銅山と称され、小坂鉱山の生産額は日本一になったということです。
砂子沢ダムのダムカードをいただきに行きました。明治時代に建築されたレトロな建物でした。見学はまたの機会にします。
名前 |
小坂鉱山事務所 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0186-29-5522 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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移築復元された明治後期の木造建築。立派な外観と屋内螺旋階段、2階バルコニーからの眺望が見どころ。中庭側にエレベーターが増設されており、車椅子でも入館可能。