東洋文化研究所で探す歴史の足跡。
東洋文化研究所の特徴
東洋文化研究所では、東京大学総合図書館に関する資料も扱っています。
アジア研究図書館の移管資料を豊富に取り揃えています。
旧アジア研究の資料も利用できる貴重な研究スペースです。
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平成29年11月12日訪問と思いきや、前を素通り。でもこの2頭を発見!まるでアウンなのですか?ド迫力がありました。
名前 |
東洋文化研究所 |
---|---|
ジャンル |
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電話番号 |
03-5841-5833 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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旧アジア研究(現 東京大学総合図書館 自動書庫 アジア研究図書館 移管資料)を、ここ東洋文化研究所(IOC)で下調べしたのはだいぶ前の話。部外者利用では難しいと判断するまで何回か通った。★その研究テーマは、☆戦間期日本軍閥が跋扈(ばっこ)する中国での「排日」「抗日」「反日」思想の実態把握。☆そして日本の満州政府指導者他に多かった(植民地大国英国に対峙して、資源小国日本の満州占領を正当化する)「反英主張」と「反英国主義者」言動研究が主だった。★所謂、中国民衆の「反日」言動の浮き彫りと、それへの日本知識人対応との、両極分析に焦点を絞っていた。★だがそれら史料を俯瞰して、日本での調査を諦め、調査拠点のジュネーブから、何度かロンドン往復をした。その理由は、中国赴任の欧米の宣教師達の様々な Missionary 史料群にあった。それがアジ研史料になかったわけではないが、ケタが違った。★ロンドン大学SOAS図書館、London School of Economics, Special Collection 他での調査は、量的な豊富さと、利用の至便さもあり非常に重宝した。★後にアメリカで排日移民法に絡む「排日」ともリンクする調査だった。★以上を総括すれば、アカデミズムから見れば、誇大妄想のごとき取り組みとなるのだろうが、良く言えば評価は難しいが「食糧・人口・移民問題」の百科全書的アプローチ言動に、使命と役割を見た欧米の識者は多かった。★それもあり日本の宗教的風土では浮いた存在だった。のみならず、日本のアカデミズムの価値観では評価が難しい。★だが前記した「反日」「抗日」「排日」「反英」全てに絡む現実的言動を、戦間期海外で、無天ゆえ権力を持たず、宗教者としての海外での絶大な信用を糧として、日本の立場を主張できた一人の日本人TKの言動を浮き彫りにする不可欠なキーワードだった。★今そのドキュメントを俯瞰しながら、中国での初期合作社運動史料の落ち穂拾いで、この初夏に何回かIOCに通っていた。