古墳の形が走る列車から見える!
粉糠山古墳の特徴
粉糠山古墳は彼岸花が美しく咲く場所です。
中世遊女の歴史が感じられる史跡です。
粉糠の由来が記された説明板が興味深いです。
横を線路が通っており、そこを走る列車内からはっきりと古墳の形が見えました!特急に乗らないと見えない光景です!!
お墓があります!
こぬかやまと読む。道路側に立つと全景がよく見える。
今日、正午頃に訪れました彼岸花はまだまだでした。
史跡の説明板に「粉糠山の名前は、中世青墓宿の遊女たちが化粧に使った粉糠を捨てたものが積もって小山となったことに由来します。」とあります。過去へのロマンをかきたてる逸話が由来なのですね。古墳の主が徳の高い人なら、現在共同墓地として利用されていることも含めて天から古墳の変遷をほほえましく眺めていることでしょう。
名前 |
粉糠山古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.1 |
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前方後方墳としては珍しい、100mクラスの大型墓です。恐らく全国に数えるほどでしょう。近隣にある昼飯大塚古墳の大きさを鑑みても、相当に有力な王族がこの地域を支配していたと考えられます。海抜20mほどある土地ですので、建物等がなかった当時はこの古墳から濃尾平野をずっと向こうまで見渡せたのではないでしょうか。また青墓という地名は、大きな墓、大墓に由来するとされ、この地域にとってアイデンティティとなるような存在の古墳です。現在はまるで呼ばれたように、その墳墓の上が共同墓地になっていますから、あまり史跡として大々的に打ち出すことはできないでしょう。価値を分かる人がそっと過去に思いを馳せる。そんな向き合い方が一番だと思います。