石清水八幡宮で心安らぐひととき。
末社 一童社の特徴
心が落ち着く、石清水八幡宮の近くに位置する一童社の魅力。
磯良命を祀り、漁業安全繁栄にご利益がある神社です。
由緒ある神々を祀る末社として、特別な歴史が感じられます。
石清水八幡宮拝殿の脇に建っている末社「まっしゃ=本社の御祭神の后神、御子神、荒御魂、社地の地主神、その他、特に由緒ある神以外を祀っている神社、枝社(えだやしろ)とも呼ばれる」である。石清水八幡宮本殿北西にある、末社・一童社である。御祭神は、磯良命(いそらのみこと)=磯良神(いそらしん)=阿曇磯良(あづみのいそら)で、海の神・航行安全の神とされており、その御神徳は豊漁、漁業安全繁栄といわれている。神功(じんぐう)皇后の朝鮮出兵時に神々を招いたが、海底に住む磯良(いそら)だけは、顔に牡蠣や鮑をはじめ様々な海の生き物が張り付いていて醜いのを恥じて現れなかったそうだ。しかし、住吉神(高良神ともいう)が奏する楽に誘われて現れ、竜宮から潮の干満を自在に操る潮満珠(しおみつたま=潮を満ちさせる呪力があるという玉)・潮干珠(しおひるたま=潮をひかせる効力をもつ玉)の宝珠を借りうけて皇后に献上し、その宝珠のおかげで皇后は戦いに勝つことができた、との伝承がある。この伝承から磯良神を祀ったと推測されるのだが、それが一体どういった経緯で「一童社」と呼ばれるに至ったのかは不明であるそうだ。考古録では「磯良社となすべきか」と記し、「末社紀に応神の皇子・額田大仲彦命(ぬかたのおおなかつひこのみこと)を祀る」とあるが古書には見えず、後人の付会(ふかい=こじつけて関係をつけること)であると推測される。また、古書に「イツ童」との裏書きがあり、イツの「ツ」は「ソ」を誤記したもので、「イソラの読みが古伝」とあるそうである。
一童社御祭神 磯良命御神徳 漁業安全繁栄。
名前 |
末社 一童社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
075-981-3001 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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