1320年の歴史が息づく仏殿。
功山寺仏殿の特徴
元応2年(1320年)建立の国宝仏殿として名高いです。
高須晋作ゆかりの地で、歴史を感じる場所です。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉が楽しめます。
流石に国宝だけあって、とても立派な建造物です。大きくて、どっしりとした構えでもあります。下関市も良い国宝を持っています。紅葉の時期に、ここへは来た事が無いですが、この仏殿と紅葉がまた似合いそうです。嘉歴2年1327年の創建といわれていますが、仏殿の内陣柱上部には、比堂元応2年1320年卯月5日柱立。と墨書きしてあり、いずれにしても、構造様式から鎌倉時代のものらしく、唐様建築の典型的な建造物らしいです。鎌倉の円覚寺舎利殿とともに貴重な古建造物とされています。唐様建築の特色は、礎石と柱の間に、石または木製の礎盤を入れ、柱の上下部が、急に細くなった粽柱(ちまきばしら)とし、また放射状の化粧ん配して、入母屋造りの檜皮ぶき二重屋根が柔らかい曲線を描いて、優美な姿を造っています。ただ、写真を撮ろうとすれば、廻りの木々が影となり、仏殿の写真が暗くはなりますけど、また、それらの木々も雰囲気が出ていて、とても良いです。
鎌倉時代(1320年)に建立された檜皮葺きの美しくも力強さを感じる仏殿です。鎌倉時代の禅宗様建築物の特長が良く見られます。国宝指定もされており大変貴重な素晴らしい建築物です。
1320年建立された禅宗様建築は素晴らしいです。
高須晋作ゆかりの地。歴史の息吹、ロマンを感じる場所。
鎌倉時代末期1320年の建立で国宝指定されている。檜皮葺きの入母屋造となっており、鎌倉時代の典型的な禅宗様仏殿である。建立年代が鎌倉期とはっきりしているのはほぼ現存しておらず大変貴重な仏殿。
歴史感が半端ない。
山口県下関市長府にある曹洞宗の寺。功山寺仏殿については元応2年(1320年)の建立。母屋造、檜皮葺き。一重裳階(もこし)付き。方三間の身舎の周囲に裳階をめぐらした形になる。堂内には本尊千手観音坐像を安置する。典型的な禅宗様仏殿で、鎌倉時代にさかのぼり、建立年代の明らかなものとして貴重なものにあたる。
功山寺仏殿は寺伝によると嘉暦2年(1327)の創建だそうです。方3間の主屋に裳階をつけた入母屋造り、檜皮葺の建物です。2002年に内部を拝観させていただきました。
鎌倉時代末期1320年に建てられた美しい仏閣です。歴史の激流にもまれながらよくぞ今日まで残ったものです。正面に建つと、格子の奥、暗い伽藍に金色の千手菩薩を拝むことができます。
名前 |
功山寺仏殿 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.6 |
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元応2年(1320年)に建立された仏殿で、鎌倉時代の代表的建造物として国宝に指定されています。弘治3年(1557年)勝山城を毛利元就に攻められ功山寺(当時は長福寺)で自刃した大内義長公は、この仏殿で最期を遂げられたとされています。仏殿の後ろの墓地に、義長公主従の墓とみられる宝篋印塔が三基あります。