補陀落渡海の魅力、ここに!
補陀落渡海碑の特徴
補陀落渡海碑には阿弥陀三尊来迎図が刻まれている板碑がある。
屋形船を用いた捨て身行の歴史を感じられる場所です。
宝塔塔身が存在する玉名市指定の重要文化財です。
補陀落渡海という屋形船を用いた捨て身行が行われたということです。ここの石碑は、そのときの航海の安全と祈願成就を願って建立されたものだということです。日本でも珍しいものですので、ぜひ見てみてください。碑の表面には阿弥陀三尊来迎図が刻み込まれたいます。
名前 |
補陀落渡海碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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補陀落渡海碑並びに宝塔塔身玉名市指定重要文化財指定年月日昭和三十七年三月三十一日三基の板碑と一基の宝塔塔身があるが、これらの石造 物のうち、向かって右側の阿弥陀三尊来迎図を刻んだ板碑が補陀落渡海碑である。補陀落渡海とは、海上にあるとされる観音信仰における補陀落浄土を目指して往生(船出)することで、その 供養として立てられたのが補陀落渡海碑である。この補陀瘦海碑は、永禄十一年(一五六八)十一月 十八日に、下野国の弘円上人、駿河国の善心、遠江国の 道円らが補陀落渡海したのにちなみ、西光坊が施主とな って建立したもので、現存の補陀落渡海碑は、本市の伊 倉本堂山及び大阪府泉南市の一基、計三基だけである。この補陀落渡海碑と並ぶ板碑二基の左端に、文永四年(一二六七)銘の宝塔塔身がある。平成九年三月玉名市教育委員会。