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名前 |
大山祇神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
関川村内須川地区の鎮守 大山祇神社 です。鎌倉時代以前よりこの地に住んでいた土豪と思われる 内須川左衛門尉 の両山城跡(内須川城・赤谷城)に挟まれた集落の奥に鎮座しています。もののけ姫の木霊が出て来そうな不思議な雰囲気があるので、初めての参拝は躊躇しますが、古い中に参道と境内は掃除が行き届いて、内須川地区の方々が大切に守り受け継いでいる趣きを感じられます。参拝後に、体の疲れや節々の痛みが楽になったような気がするので五つ星です。聞くところによると、鳥居の向かいの平坦に整備された杉林が羽越水害前まで内須川集落があった場所のようです。須川は赤褐色で綺麗な水が流れています。社殿の北側には絵馬、南側に歌が奉納されています。古文書に「社壇の後ろに周り一丈許の杉人株あり、これを神木とす」と記されています。内須川氏は、源頼朝挙兵に加勢し、南北朝時代になると同じ土豪の色部氏や中条氏と対立して一旦途絶えますが、黒川氏・上杉氏に仕えて再興します。上杉景勝に従って越後を離れますが、幕末まで米沢で上杉氏に仕えて末裔は今も続いています。参考:越佐業書18巻 白河風土記、関川村史、せきかわ歴史とみちの館資料より。