スポンサードリンク
スポンサードリンク
名前 |
観音堂 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
5.0 |
立札より寛政11年(1799)11月12日。木順五行上人は、この塩沢を訪れた。そして、小久保小紋次方に一週間ほど滞在した。その時この十面観音を彫ったと伝えられる高1.1メートル、ヒノキ材の一木造り。他の木順仏同様、独特の微笑がロもとにもれ、頭上仏の彫りの単純さと相まって、やさしい姿の観音様である。この観音様は、昔から村の子どもたちのよい遊び相手であった。いっしょに寝たり抱いたり、また転がしたりして遊んだという。昇の欠けているのもユニークな雰囲気をかもしているし、ちょっと猫背のところも観音さん」というイメージで、わたしたちに親しみを感じさせる。