自然が醸し出す雰囲気、古道散策。
熊野神社(上右田)の特徴
参道の長さと自然が織り成す雰囲気は心を癒します。
上右田村鎮守としての歴史深い神社です。
一の鳥居から感じる古道との交差点に注目です。
右田の氏神様。パワースポット。
熊野神社 村社 上右田、下右田村鎮守。御祭神氏子地区は上右田の内、上河原を除く全域、下右田全域。(上右田上河原は防府天満宮氏子)
一の鳥居から始まる参道は、直ぐに県道24号(防府徳地線)と交差し、暫く(約3分)歩くと、かつての三田尻宰判(萩藩の行政区画)と徳地宰判を結ぶ古道(現在は市道)と交差します。古道を横断すると(2~3歩)、ニの鳥居が目前となります。鳥居の手前右手に巨大な石造の常夜燈があります。この右手側に若干の駐車場があります。ここから、参道の緩やかな坂道を歩くこと数分、最後に2ケ所の石段を登りきると眼前に熊野神社拝殿があります。一の鳥居からここまでの情景は、恐縮ですが黒川康生氏の投稿写真を参照して下さい。 さて、説明板によりますと、大内氏の命により1391年(明徳ニ年)、紀州熊野三社より分祀されております。祭神は伊弉册尊(いざなみのみこと)、速玉男命(はやたまおのみこと)、事解男命(ことさかのをのみこと)となっています。当然ながら愛称は「権現さま」ですよね。熊野神社・十二所神社は全国に約3千社あると言われています。 特に興味深いことは、この神社には数多の境内社や碑が存在していることです。主要な境内社は「出雲社」と“妙見社”(天御中主社)です。その他の境内社で私どもが確認出来ましたのは、“厳島社”と“稲荷社”のニ社でした。 “小野社”(えびす社)、“大元社”、“村上社”については分かりませんでした。尚、“人丸社”は境内の裏山の尾根に所在しているようです。 私の推測ですが、太古の昔、出雲族が佐波川流域まで勢力を拡張し、開拓祖神を祀ったのが起源ではないかと考えます。 調べれば調べる程、他には見られない面白い神社でした。又、改めて訪れようと思います。
山裾の歴史ある神社ですね。参道にキリスタン灯籠も。まだお稲荷様が寂しがっていたら励ましてくれませんか。
名前 |
熊野神社(上右田) |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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HP |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-yamaguti/jsearch3yamaguti.php?jinjya=25621 |
評価 |
4.0 |
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参道は細かったですが、長い分、境内迄の自然が醸し出す雰囲気は良かったです。近所の方でしょうか、高齢の方は参道下から参拝されていました。こちらの神社の信仰の篤さが伝わった瞬間に遭遇できました。