昔の賑わいを感じる観音堂。
石観音堂の特徴
近隣の地名にも名を刻む、歴史的な観音さまが存在します。
昔は賑わいを見せたお祭りがあった静かな場所です。
防長風土注進案に記載された貴重な文化遺産があります。
『防長風土注進案』には「観音堂、桁行弐間、梁行三間、瓦葺、石観音町にあり、俗に石観音といふ」とある。つまり、江戸後期にはその存在が知られる古刹だよ。狭い境内に、猿田彦神その他石仏と延命地蔵などが祀ってあるのだ。山口県観光連盟の講演を聞いたところ、ご神体は、「お堂の下にある大岩」なんだってさ。かつて椹野川が氾濫したとき、この大岩にたくさんの人がつかまって命を救われたことから、神として祀るようになったとのこと。御利益ありそう!(山口県教育委員会『歴史の道調査報告書 石州街道』(2005)などを参考に記す)
近隣の地名にもなっている観音さまです。アーケードからまっすぐにのびる石州街道が鍵状に曲がる地点の真っ正面に建っています。その後石州街道は金古曽の通りへと続いていきます。龍の彫刻が、なかなか素敵です。
名前 |
石観音堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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昔はお祭りがあったのに今はさびれてしまいました。