御射山祭りの神聖な地。
酒室神社の特徴
酒室神社は御射山祭りで濁酒を作る神聖な地です。
祭神は酒解子之神、山の神に供える伝統を継承しています。
近くを通過すれば、神社の歴史を感じることができます。
酒室神社(さかむろじんじゃ)は、御射山祭りに濁酒(どぶろく)を作り、山の神に供える前夜祭をとり行った神聖な地に祀った神で、酒解子之神(木花之開耶姫の事とも言われている)を祭神とする。酒室は御射山の入り口に位置し、御射山は通称「はらやま」で、諏訪明神のみ狩神事の祭場である。年四度のみ狩が定められ、これを「みさやままつり」または「はらやまさま」と呼ぶ。四度のみ狩とは、押立み狩・御作田み狩・穂屋のみ狩・秋尾のみ狩である。このうち最も盛大な神事が穂屋のまつりで、旧暦七月二十六日、現在は八月二十六日に行われている。武術を奨励した昔は、諸国から守護・持頭・代官職等が多数参加し、祭の催しには、的矢・流鏑馬・角力(相撲)等行われ、露天や芸人が集まり、そのため槍隊が出て警護にあたったと云われる。参詣人を数える大草(すすき)さずけの儀が行われ、神事が終えると一同勢揃いして弓振川で弓を清め、御射山にのぼりみ狩が行われた。神殿は文政8年(1825年)大隅流の建築家矢崎玖右衛門の建築したものである。なお境内の東の隅に「雨降り塚」と呼ぶ古墳があり、明治34年に発掘された。(昭和52年3月:茅野市教育委員会の説明板より)
2009年8月下旬に付近を通過した。夜に祭りがあるらしく出店の準備が進んでいた。それだけなら特に記憶に残ることも無かっただろうが、その場に流れていた音楽が印象深かった。神社の敷地内に火の見櫓があり、それに取り付けられたスピーカーから沖縄音階と似ているが何処か不安になるメロディが流れていた。聞いたことのない曲調だったので地方独特のものなのかと当時は何気なく思ったが、今更ながら軽く調べてみても詳しいことは分からなかった。
名前 |
酒室神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.6 |
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