住宅地の奥にひっそりと、可愛い神社。
白山神社の特徴
白山神社は菊理媛大神を祀る小さな神社です。
住宅地の中にあり、隠れ家的な存在が魅力的です。
民家の軒先を通る細い路地の奥に位置しています。
細い路地の先にある小社。表通りに幟が出ていなければ気付かなかった。説明書きがあったので、詳細はそちらを参照して頂くのが早い。白山比咩(しらやまひめ)大神が主祭神なのだが、面積の割に境内社がやたらと充実している。全体的に造りは立派で清潔感もあった。
白山神社の御祭神は「菊理媛大神(くくりひめの_おおかみ)」別名「白山比咩大神(しらやまひめの_おおかみ)」であり加賀の霊峰の白山に祀られている女神様です。くくり整える様に融和、仲を取り持つ事から縁結びの神様です。山岳信仰は水につながり稲作には欠かせませんが、漁業に関わる海上神の役割もあります。この地は漁業が盛んな場所でしたから白山神社を勧請(かんしょう)したのも自然な事です。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は伊弉冉尊(いざなみのみこと)が火の神を出産した際の火傷で黄泉の国(よみのくに:死の国の事)に行ってしまったので、伊弉諾尊は黄泉の国に迎にいきますが、火傷で醜く変った伊弉冉尊を見て逃げ出してしまいます。そして伊弉冉尊が追いかけた黄泉の国の境界で争いになりますが、仲裁したのが菊理媛大神でその後に誕生したのが天照大御神(あまてらす_おおみかみ)、月読尊(つくよみのみこと)、須佐之男命(すさのおのみこと)です。菊理媛大神・伊弉諾尊・伊弉冉尊の三神が祀られています。御利益(ごりやく)は縁結びや安産の他、五穀豊穣・大漁・産業興隆・開運招福・健康長寿・子孫繁栄・学業成就などです。建立は崇神天皇の頃、白山本宮から分祀されています。社殿は置千木が屋根にある形式です。境内末社は青木稲荷大明神・白頭山龍神・飯縄大権現です。飯縄大権現は天狗信仰で本来は修験道(しゅげんどう)ですが、明治政府は修験道を宗教とは認めず排斥しましたから神社やお寺に形を変えて生き残りました。鼻が高いのが大天狗、クチバシがあるのが子天狗または烏天狗です。
民家の軒先を通って先にある小さな神社。国道に幟が出ていたのでわかりましたが、普通だと通り過ぎてしまいそうです。
細い民家の路地のさらに細い脇の奥にあります。偶然発見しました。2016.05
とても可愛らしい神社です。お手入れが行き届いており気持ち良くお参りさせて頂きました。本当に住宅街の中なのでのんびりしては申し訳ない感じでしたので⭐は4つとさせて頂きました。
住宅地の中で、民家に入って行く様な細い路地の奥にあります。なかなか行けないかな!
名前 |
白山神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
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迷って迷って探して、ここ入っていいの?という極細の道を歩き見付けました。見付けた時、嬉しかったです。たまたま近くの方にお会いして、若い方も結構いらっしゃいますよ。皆様、迷って迷ってと言ってます。お喋りも楽しかったです。