桜並木と廃線跡の緑道散策。
北緑地(立川飛行機専用線跡)の特徴
美しい桜並木が広がる、春に訪れたい場所です。
ランニングやサイクリングに最適な緑道があります。
立川市の芋窪街道と繋がる緑道の一部です。
栄緑地と繋げて細長い公園が続いています。立川飛行機専用線の廃線跡です。歩鉄で訪問しました。かつては立川駅の東に貨物駅があり、そこから線路が延びていました。緑地は都道34号のマクドナルドが見えると終わっています。かつてはこの先で分岐して一番長い線路は立川市役の裏を通って今の昭和天皇記念館の辺りまで引かれていました。中央線遠征には中島飛行機引込み線などの廃線跡が公園化されていますが、細かく曲線を付けられていて、軌道敷らしさがありません。境界に鉄道柵があったので写真あげておきます。
宅地造成で自然が破壊されつくされた町に作られた人工の自然、緑道。
水路跡と誤解されそうな、実は廃線跡の緑道。設置時期は不詳ながら、今の自衛隊東立川駐屯地に1941年に設置された帝国陸軍獣医資材廠に引込線が作られ、その後1944年前後に立川飛行場への分岐、延伸がなされたものと思われます。案内表示は一切ないが、歴史を唯一残しているのが入口のアーチと藤棚に使用されている貴重な古レール。なお、ここで使われていたものとは限りません。※確認したレール刻印の一部を記録に残します。37 A 丸SマークS 1954 IIIIII OH (37kgレール 八幡製鉄1954年6月製造)37 丸マーク S 2605 I (この頃は皇紀年の表記にて、すなわち1945年1月日本製鉄製造)1917 OH(詳細不明 時期的には官営時代の八幡製鉄か?) など。
桜並木が非常に綺麗です。その他のシーズンも清掃、木の手入れなどが行き届いており、憩いの場です。歩行者の並走による通行妨害、自転車のスピードの出し過ぎには注意しましょう。
昔は川が流れていたのかな?素敵な緑と花の小径です。
戦前に立川飛行機まで物資を運搬した路線の廃線跡で、それを緑道に転用した場所です。元々立川飛行機を含む周辺の土地は、陸軍の基地でした。戦後アメリカに基地を接収された時には、アメリカの基地への運搬用に使用され、日本に返還されてから廃線になりました。入口の棚は、古レールで造られているだけでなく、このレールの製造年が皇紀で記載されていて、1946年の製造です。鉄道境界標と思われる杭には、「立飛企業」と刻まれています。廃線マニアには、かなり興奮ポイントが多い緑道です。
桜の開花はまだです、
ランニングやサイクリングに最適な公園のある道路です。(原文)It’s a road with park which Is great for running or cycling !
立川市の芋窪街道から国立市の北第一公園までを結ぶ緑道の一部で、国立市内は北緑地、国分寺市内は西町緑地、立川市内は栄緑地として、各区間は各自治体で管理している。こどもの水遊び人気スポット、北第一公園が緑道の先にあるので、暗渠なのかと思っていたら、旧立川基地の物資輸送用引込線の跡だった。余談だが国立市の地名は「北」なのに、近くのバス停名が「北町」なため、タクシードライバーが国分寺市北町と勘違いし、遠くへ客を連れて行ってしまう悲劇のもととなっている。
名前 |
北緑地(立川飛行機専用線跡) |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.3 |
周辺のオススメ

いつもお散歩でお世話になっています。公園に出るあたりのお宅の奥さんが、いつも緑道側の花の手入れをされていて、季節に応じて楽しませてもらっています。ありがとうございます。