名前 |
ダイジェット工業 三重合金第2工場 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0595-52-2800 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.0 |
ダイジェット工業は超硬合金で切削工具や金型を製造する。2018年10月31日に竣工式。12月から稼動。投資額約10億円。延べ面積3,651.23㎡、鉄骨造り地上1階建て。敷地の造成は丸栄建設(名張市)。自動車関連等新材料サーメタルの需要拡大に対応した生産能力の増強を図るなど高機能・高精度次世代工具用合金の安定供給の実現に向け建設。最先端の設備を導入するとともに、本社合金工場の設備を一部移設して高品質合金の増産を目指す。「サーメタル」と呼ぶコバルトやタングステンを使わない材料を年間5トン生産する。新工場では原料の混合や焼結をし、金型への加工は引き続き本社工場(大阪市)で行う。ほぼ全量を自動車向けの金型として出荷。サーメタル製の金型生産で年間10億円の売り上げ増を見込む。▼サーメタル ダイジェット工業が2010年に開発した金型などに使う新材料で、チタンを使っているのが特徴。アルミニウムやステンレスを加工するにはコバルトと炭化タングステンを使った「超硬合金」という素材を使うことが多いが、これを代替する新素材として開発した。カーボンと窒素を加えて硬くしたチタンを配合。超硬合金に比べて軽く、700度以上の高温でも硬さや曲げ強度の低下が小さい。硬さと粘り強さのバランスもいいという。