岡谷のシルクと生糸の魅力。
岡谷蚕糸博物館 シルクファクトおかやの特徴
シルクに関する圧倒的な情報量と展示内容が魅力です。
現存する唯一の製糸機械や実演が見られる博物館です。
養蚕業の歴史を分かりやすく学べる貴重な施設です。
・岡谷市にある蚕、絹に関する博物館。製紙工場としても稼働中。昔ながらの生産方式を見学可能。一通りの見学には1時間ほど必要。ミュージアムショップの商品点数多め。想定より楽しめる施設。
2024.11【入館料】510円明治時代、日本の輸出総額のうち約6割を生糸が占めていたように養蚕や製糸が大変重要だった。その一大産業地として発展した岡谷。製糸機械の変化発展を実機を見ながら学べます。製糸や養蚕に関する資料館は他にもありますが、製糸所が併設されており、実際に生糸の製造を見ることができるのはここだけです。【概要】1945年(昭和20年)4月15日に、図書館(現:市立岡谷図書館)との併設で蚕糸博物館の前身にあたる蚕糸記念館が開館した。1964年(昭和39年)10月、一大製糸業地として発展した歴史をもつ岡谷市は、諏訪製糸研究会や全国の蚕糸業関係者らの協力を得て、岡谷蚕糸博物館を開館した。当初は岡谷市本町に所在していたが、2014年(平成26年)8月1日になって現在の場所である岡谷市郷田に移転。戦後に農林省(現・農林水産省)蚕糸試験場岡谷製糸試験所として開所し、2011年3月31日に閉鎖した独立行政法人農業生物資源研究所生活資材開発ユニット(旧・蚕糸試験場岡谷製糸試験所)跡地に、実際の製糸場(株式会社宮坂製糸所)を併設する形でリニューアルオープンした。愛称の「シルクファクト」には「製糸工場」 (factory) と、「シルクや製糸業の真実」 (fact) という意味が込められている。入場券は博物館単体のほか、イルフ童画館や市立岡谷美術考古館、旧林家住宅、旧渡辺家住宅といった関連施設との共通入場券も販売されている。
2024/8/18シルク及び工場の歴史、製糸機械の進化などが解りやすく展示されており世界遺産の富岡製糸場にもない世界で唯一現存する製糸機械も展示されてました。また今でも工場として現役で稼働していて絹糸の製造の様子もわかりおもしろいです。工場見学の最後でシルクを使った石鹸を試すことができ泡立ちが凄く驚きました。確かにこの泡立ちだとちょっとの量で長持ちするし、肌に良さそうだと思いました。工場見学のあと、シルクショップにこの石鹸が販売されていますw
素晴らしい施設だと思います。繭から製品になるまでが解りやすく展示されています。蚕糸の歴史や技術、文化を学ぶことができます。蚕の生態や繭の作り方、実際に蚕糸の製造過程を生で観られる展示もあり、蚕糸製品も売られています。 繭から糸を取り出す作業を生で見られます。ここは行く価値あります。他の施設とのお得なセット券も売られていました。
蚕の繭を糸に繰る工程を経て生糸となる。明治時代に始まり、生糸は昭和初期の日本の最重要輸出産物であった。岡谷は近代製糸業発祥の地として一時は国内生糸生産の1割を占めたそうです。岡谷蚕糸博物館には、これまでの手作業による繰糸に始まり、これを機械化する過程を歴史史料として展示。また幾つかは近代化産業遺産として認定されています。西洋からの輸入品であった機械を自らの知恵と工夫で改良させ国産化した先人の努力に頭が下がります。産業の近代化を知るに有意義な時間を過ごせました。また博物館には現役の工場(宮坂製糸所)が併設されており、実際の繰糸作業が目の前で見学できます。ミュージアムショップも博物館オリジナル商品があり、お土産探しも楽しめました。
平日9:30頃に訪問。私たち以外に来館者なし。工場見学として実際に繭から糸を紡ぐ工程を見させて頂きました。目視や指の感覚で糸を操り紡いでいく様子は本当に凄かったです。たまたまテレビの撮影が来ており見れる所が限られていたのですが、そばにいた紳士が絹や蚕について丁寧に教えてくださいました。特別に機械を動かしてくれたり、シルク石鹸と化粧水を体験させてくれたりと、おかげ様で大変充実した工場見学になりました。ありがとうございます。あとで調べたらそのお方は宮坂製糸場の宮坂会長でした。お世話になりました。
製糸工場が併設されている興味深い博物館です。ミュージアムショップに色々売ってましたが繭玉も1個単位で売って欲しいかも。5館共通券で入るとかなりお得です。
松本から静岡へ帰る途中、岡谷の町に立ち寄り、こちらの博物館へ。ここへ立ち寄ってとても良かったです。まず、昔ながらの製糸工場内を見て、女工さんたちが繭を扱う様子を生で見ることができました。さらにこの町の養蚕・製糸工業の明治以降の発展と戦後の変遷を学べました。さらに本物のお蚕さん(3齢)を見ることができました。
館長さんのユーモアと豊富な知識、学芸員さんのわかりやすい説明など、見学だけでなくお話を聞くとさらに楽しい施設です!つぎはファットバイク、乗ってみたい!
名前 |
岡谷蚕糸博物館 シルクファクトおかや |
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ジャンル |
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電話番号 |
0266-23-3489 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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シルクというひとつのテーマで、これほど圧倒的な情報量・展示量がある博物館を堪能できるとは思わなかった。芋虫系を見るのも苦手な人はNGだけれど、シルク好きのほか、歴史好き、メカ好き、デザイン好きに響く展示内容。下調べナシにふらっと立ち寄り1時間ほどで周ったが、じっくり眺めていけば3時間くらいあっという間に経ってしまいそう。