由緒ある場所で癒される。
楠城跡の特徴
織田軍滝川や明智光秀に関連する由緒あるスポットです。
シンボルの楠がしっかりしており、情緒ある雰囲気を醸し出しています。
聳え立つ城の姿はないものの歴史を感じられる貴重な場所です。
敷地は大きくありませんがシンボルの楠がしっかりしていてとてもいい雰囲気です。夏でも爽やかでした。
聞かないと解らないね。
周りは田畑ばかりで城の痕跡は全くありません。地形も殆ど平らです。どうしてここに城を築いたのだろうと思いますが、説明を読んでみると、この場所は東は海で三方を川に囲まれた要害の地なのだそうです。この地に立って思うことが二つあります。一つはこの城に寄っていた楠一族は天正12年に秀吉に滅ぼされたとありましたが、これは小牧・長久手の戦いの時のことだと思います。ここ伊勢は織田信雄の領地だったので秀吉方に攻められたのでしょう。堺屋太一の小説『豊臣秀長』によると、この時、伊勢、伊賀を平定したのは秀吉の弟・小一郎秀長だそうです。小説によると秀長は「生涯のうちに大小百以上も戦場に立ったが、一度として失敗したことがなかった」そうです。そんな秀長が相手では忠誠勇武の士の多い楠一族もどうにもならなかったでしょう。実際この後、四国も九州も秀長によって平定されるのですから。そしてもう一つは生き残った楠一族は東北、今の福島県に落ちのびていったのではないかと思うのですが、それについては別の機会に語ろうと思います。
聳え立つ城の姿はないものの由緒ある場所であるように思われる。
楠の巨木が一本残されていますが、それだけです。
名前 |
楠城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.city.yokkaichi.mie.jp/museum/shiryokan/pg346.html |
評価 |
3.8 |
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【織田軍滝川と明智光秀に関連あり】明智軍記に参加と記載。