歴史が息づく静寂の寺院。
松野尾寺の特徴
室町時代に建立された念仏堂が起源の歴史あるお寺です。
関東大震災での倒壊を経て、合併した自性院の歴史も刻まれています。
静かな雰囲気が漂う、歴史に包まれた仏教寺院です。
古くは、室町時代の豪族・神余景貞の三回忌に、里人が岩崎台に建てた念仏堂にはじまり、文安5(1448)年に福寿山満福寺と改め、のちに福聚山松野尾寺と改称されましたが、大正12(1923)年9月1日の関東大震災で倒壊したため、同じく地区内で倒壊した来迎寺、安楽院と共に、巴川を挟んで対岸の山中にあった自性院に合併されたという歴史があります。自性院に関しては、山号を瑠璃山と号し、文殊菩薩を本尊とする真言宗智山派の寺院で、安房国札三十四ヶ所観音霊場第二十八番札所に指定されています。御腹やぐらには中世の宝篋印塔や五輪塔が残されています。寺宝には、旧来迎寺本尊の阿弥陀如来立像胎内に納められていた鎌倉時代の『水晶製六角五輪塔形舎利塔』や平安時代中期の『木造阿弥陀如来坐像』があり、共に館山市の有形文化財に指定されており、他に旧松野尾寺の像で室町時代の木造聖観音立像があります。寺院には北側入口からのアクセスとなり、境内に駐車スペースあります。
静かなお寺。本堂前の見事なソテツが南房総の土地柄を表しています❗
名前 |
松野尾寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0470-28-0644 |
住所 |
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評価 |
3.4 |
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安房国札28番。