天然記念物の石山寺硅灰石。
石山寺の硅灰石の特徴
現地で見る価値ある天然記念物、石山寺硅灰石が自慢です。
山号の石光山に相応しい、壮大な珪灰石の風景が広がります。
荒々しさと巨大さが圧倒的、石山寺の奇岩群を楽しめます。
まさに石山寺です。
この岩は、珪灰石(けいかいせき)といって、この辺りに噴出した花崗岩の熱作用で石灰岩が変成したもので不通は大理石になるらしいく、とても珍しく天然記念物に指定されている。石山寺の寺名の由来となっているそうです。
石山寺はその名の通り石の山の上に建つお寺です。特にこちらと本堂の向かって左奥では、石そのものの存在感に圧倒されます。なかでもこちらの硅灰石は奇岩チックで、ただものではない何かを感じさせる雰囲気満載。大変趣深いです。石を見上げる先にはかの有名な多宝塔が立ち、あいまった景色はなんとも壮観です。
石山寺建立にまつわる所です。天然記念物にも指定されているとの事です。
天然記念物! 大切に残していきたいですね!
天然記念物になってる硅灰石です。
石山寺の山号は石光山で、山号寺号の両方に「石」の文字が見えるのは、境内の中央に鎮座する珪灰石(けいかいせき)からなる石灰岩ホルンフェルスに由来します。珪灰石は,カルシウムに富む石灰岩や苦灰岩に、花崗岩などのマグマが貫入してきた際に、接触部に形成される鉱物で、珪酸カルシウム(CaSiO3)に富んでいます。 この辺りの地質は,丹波帯の中生界付加体(主にジュラ紀)で、石山寺の石灰石岩ホルンフェルスは,この付加体中に取り込まれた石灰岩オリストリス起源といわれています。石山寺の石灰岩に熱変成を与え、ホルンフェルスを形成したと思われる白亜紀の黒雲母花崗岩や花崗斑岩が近くに露出しています。 境内にある石灰岩ホルンフェルスを見ると、層状で強く褶曲しています。石山寺のような平地のところに褶曲した層状石灰岩ホルンフェルスが見られるのは珍しく、昔の人がこの不思議な形の岩石を霊石とあがめ、観音信仰の霊場として石山寺をこの地に建立したのも首肯できます。多宝塔は、石灰岩ホルンフェルスの巨岩上に建立され、この巨岩は大正11年(1922)に国の天然記念物に指定されました。 ▣ホルンフェルス---- 熱や圧力、化学反応などの影響を受けた岩の一種です。その中でも、マグマの熱で温められた地層の影響を受けて出来た岩のことを「ホルンフェルス」と言います。「固い岩石」という意味でドイツ語の「角(ホーン)」と「崖・岩(フェルセン)」を合わせた言葉です。
その巨大さと、荒々しさに圧倒されます‼️
(18/04/18)国の天然記念物:珪灰石「石山寺硅灰石」。本堂はこの巨大な岩盤の上に建てられています。この寺名の由来となりました。
名前 |
石山寺の硅灰石 |
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ジャンル |
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電話番号 |
077-537-0013 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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画になる奇岩とでも申しましょうか。