加賀市片野海岸の不思議な岩群。
長者屋敷跡の特徴
日本にある不思議な自然造形美を楽しめる場所です。
見るだけではなく、近くまで行くとよりおもしろい体験ができます。
片野海岸から歩いて訪れると、珍しい岩場に出会えます。
2025年10月中旬に行きました。砂浜に何故か巨大な岩が鎮座しています。風雨に依る侵食なんでしょうか、何とも言えない奇怪な形になっています。日本海沿岸のよく見るゴツゴツした岩と違い、滑らかな曲線で出来た岩です。あまり見た事がない、珍しい風景でした。駐車場から砂浜を10分ぐらい歩いて行きます。丁度良い朝の散歩になりました。砂浜には、浜香が沢山生えており季節柄、可愛い花を付けていました。駐車場は、30台くらい停められそうです。トイレもあるので、結構釣り人が居ました。
石川県加賀市片野町の片野海岸、その南西端に突き出すように残された独特な奇岩群がある。ここが「長者屋敷跡(ちょうじゃやしきあと)」と呼ばれる場所だ。この「長者屋敷跡」の名がいつ頃から使われるようになったかは定かではないが、江戸時代後期の地誌『茇憩紀聞』によると、この場所は昔から長者屋敷という名前で知られていたようだ。当時は塩竈(しおがま)として製塩を行った跡があったと伝えられ、石鏃(せきぞく)などの古代遺物が出土したことも記録されている。また、凝灰岩(ぎょうかいがん)という軽石を含んだ独特の地質が特徴で、岩場の間には今でも奈良時代から平安時代にかけての土師器(はじき)や須恵器(すえき)の破片が見つかっている。考古学的にも古代人が住んでいた住居跡と推測される場所なんだが、どんな人物がどのような暮らしを営んでいたかについては、はっきりとした史料がなく謎のままだ。地元の伝承には「牛首長者(うしくびちょうじゃ)」という人物にまつわる興味深い話がある。この牛首長者は豪快で気の良い長者だったらしい。ある日、片野の大沼(現在の片野鴨池)に住む龍神が、美しい娘に姿を変えて長者屋敷の宴会に姿を現した。牛首長者はこの娘に惚れ込み、やがて二人は深く愛し合うようになったという。長者の富と人望はますます栄え、この地に繁栄をもたらしたそうだ。しかし、人間との結婚を望んだ牛首長者に対して龍の娘はそれを受け入れることができず、結局長者は生涯独身を通した。晩年はその娘に看取られたとされる。彼が亡くなった後、娘は再び龍神の姿に戻って大沼に去ったが、雨の日には今でも時折、海岸を訪れては長者を偲んでいる――そんな不思議な言い伝えが地元では広く知られている。この物語には史実としての確かな裏付けはないが、地元に残る民話として古くから語り継がれてきたことは間違いない。長者屋敷跡がある片野海岸は、地理的にも歴史的にも魅力あるエリアで、自然資源も豊富だ。すぐそばにはラムサール条約に登録されている「片野鴨池(かたのかもいけ)」があり、毎年冬には数千羽もの渡り鳥が飛来する重要な湿地帯になっている。ここはまた江戸時代から続く伝統的な坂網猟(さかあみりょう)が今でも行われている場所として知られていて、歴史的にも文化的にも興味深いスポットだ。鴨池周辺は整備された観察施設もあって、自然愛好家にとっても訪れる価値がある場所だと言えるだろう。片野町自体は大聖寺藩領だった時代から農漁兼業の集落で、片野海岸を含めたこの一帯は現在、加賀海岸自然遊歩道や加賀温泉郷サイクリングロードといったレクリエーション施設が充実し、気軽に散策できる観光スポットとなっている。近隣の片山津温泉には縁結びの仏として有名な愛染明王を祀った愛染寺があり、地域全体として歴史と自然が融合した一帯となっている。片野海岸や長者屋敷跡を散策したあと、温泉や寺社巡りを楽しむというのも、加賀市ならではの楽しみ方だ。とはいえ、この長者屋敷跡は観光地としては決して派手なものではない。説明板こそ設置されているが、観光客向けの商業的な整備はほぼなく、むしろ自然そのままの地形や静かな風景が魅力と言えるかもしれない。そのため、海岸の雄大な景色と共に、悠久の時を感じさせる奇岩群を静かに散策しながら、この地にかつて暮らした人々のことや龍神の伝説に思いを馳せるのが、この場所の最も贅沢な楽しみ方だろう。歴史や考古学、そして地域に残る不思議な伝承と豊かな自然を一度に楽しめる場所として、長者屋敷跡は知名度こそ高くはないが、間違いなく加賀市の隠れた魅力を凝縮した場所と言える。派手なアトラクションや設備を求める人より、静かに歴史や伝説に浸りたい人に訪れてもらいたい、そう感じさせるスポットだ。
凝灰岩でできた自然造形美の台地。中々の大迫力があり、訪れる価値ありです。
自分にとっては昔から見てるので普通の景色だったけど今、SNSでちょっと注目されてたりするみたい他にはなく珍しいのかな片野海岸へ来たときは砂浜を散歩がてら観に行ってみてください。
最寄のPから徒歩15分位のところにあります。が、やらかい砂浜を行ったので見た目より疲れました。ただ、頑張って行く甲斐はあると思います。上がると眺望もいいです。
人の顔に見えたり、鼻の孔に見えたり、ホルモン(小腸)に見えたり 不思議な岩の集まり。
こんな不思議な自然造形美が日本にあったとは。
とてもおもしろい地形なのですが…とにかくゴミが多くて臭い。なんとかしてあげたい…
なんかきれ〜
| 名前 |
長者屋敷跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP | |
| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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石川県加賀市の片野海岸にある景勝地。長者屋敷跡と言われているが、どんな長者が住んでいたのか、気になる気になる。この辺りからは奈良時代あたりの土器がみつかっていることから長者屋敷跡と呼ばれると聞きました。この奇岩は、新生代第三紀におきた火山噴火による軽石を多く含む凝灰岩で、日本海の風波や、砂が移動する際に起きた飛砂により削られ、凝灰岩は柔らかいためにこのような丸みを帯びた奇岩となっています。写真の⑥には岩肌のクローズアップがあるので、軽石(パミス)が多く含まれているのが分ります。