雄島の頼賢碑、時を超えた姿。
頼賢の碑の特徴
雄島の南端に位置する歴史的な重要文化財です。
松島海浜公園から赤い橋を渡ってアクセスできます。
六角形の鞘堂に納められた頼賢の碑が見どころです。
雄島にあります。
松島海浜公園から赤い橋を渡り、雄島へ行く事ができます。島を一周するには30分程度です。雄島からは松島湾を見渡す事ができ、良い景色です。比較的観光客が少ないので、雄島はゆっくり見て回れ、古びた建物と石碑は歴史を感じます。雄島の南端に頼賢の碑があり、鞘堂の中に納っている。直接はっきりと観察することは出来ないが、案内板に詳しく書かれている。頼賢はここに22年間住み、その間ついに一歩も島を出なかったと伝えられている。
南端には頼賢の碑が六角形の鞘堂の中に納っています。ここに22年間住み、その間ついに一歩も島を出なかったという僧の頼賢は見仏上人の再来とあがめられました。高さ3メートルの碑の表面には、まわりに雷文と唐草が施され梵字とともに「奥州御島妙覚庵」「頼賢庵主行実銘並序」の文字があります。本文は、頼賢の徳をたたえたもので松島の古い時代の様子も書かれています。
建物の周りには柵があり、立ち入り禁止になっていますが、昔のままの姿なのか、よく見るとかなり朽ちています。歴史的建築物として保存し観光名所として活用するのであれば、保全も必要だと感じました。
名前 |
頼賢の碑 |
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ジャンル |
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電話番号 |
022-354-5708 |
住所 |
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HP |
https://www.town.miyagi-matsushima.lg.jp/index.cfm/8,0,30,263,html |
評価 |
4.2 |
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松島町の雄島の南端に建てられた石碑で重要文化財に指定されています。かつてこの島から出る事無く、22年間住み続けた高僧・頼賢の徳行を讃える為に1307年に弟子たちが建てた…との事です。この島に22年住み続けるとか想像つきませんが、信念というか信仰の強さをひしひしと感じます。