伝説の味、月心寺の庭で蕎麦。
月心寺の特徴
月心寺は650年前の貴族の別邸として、風情あるお庭が魅力です。
走井の名水が存在し、訪れる人に新鮮な湧水を提供しています。
京阪電鉄大谷駅からすぐで、蕎麦と共に特別なひと時を楽しめます。
月心寺(げっしんじ)は、滋賀県大津市大谷町にある臨済宗系単立寺院。山号は瑞米山。京、大津への玄関口、逢坂山の関所を控える、かつては東海道随一の賑わいをしていた追分の地で繁昌していた走井茶屋の跡。境内には今も枯れることなく走井の名水が湧き出ている。逢坂関を越えた山が迫る狭い土地で、街道を挟んで両側に家々がぎっしり建ち、谷間を埋めており、大津絵や大津算盤、縫い針などの大津特産の土産物を売る店や茶店がひしめき、旅人と牛馬の往来が多い賑やかな場所に位置していた。 歌川広重が描く「東海道五十三次」で、溢れ出る走井の水のそばの茶店で旅人が休息しているのが見られる。その茶店がこの月心寺である。
山科から大津に抜ける国道沿いに趣のある月心寺がある。その昔、京都を守護する関所(鈴鹿関、不破関、逢坂の関)の1つである「逢坂の関」がこの辺にあったとされる。月心寺は歌川広重が描いた東海道五十三次の絵の中に旅人が利用した、月心寺の「走井の水」も描かれている。しかし、近年家屋も朽ちて惜しまれる中、日本画家の橋本関雪が買い取り改築し別荘とした。また趣の深い回遊式庭園も観られる。
今から650年程前に貴族の別邸として作られ、その当時のまま残されているお庭を見ながら頂くお蕎麦の味は忘れられません。小野小町終焉の地と言われている。春〜秋は本当に美しい。
橋本関雪夫妻の別邸であり墓所、走井や小野小町100歳の像があるそうです。拝観は10名から要予約、名物胡麻豆腐をはじめとした精進料理も10名から要予約です。
出川さんが役者になろうと目覚めた聖地。
月心寺(げっしんじ) へは、京阪電鉄京津線の大谷駅を降り、改札口を出て左へ行き、すぐ左手にある歩道橋を渡ります。歩道橋の階段を降り、そのままの方向(西)へ5分ほど歩きます。1号線横を歩いて行きますので、交通量が多く、車がびゅんびゅん通るので、排気ガスが気になります。月心寺には駐車場はありません。歌川広重(うたがわひろしげ)の東海道五十三次にある大津の浮世絵には、あふれ出る走井(はしりい)と茶店が描かれています。この茶店が現在の月心寺といわれているそうです。見学は10名以上で予約が必要とのことで、中は見学することが出来ませんでした。
良いね!橋本関雪画伯大事された、走井庭園です。鎌倉時代末期作庭また刀鍛冶の宗近氏が走井の水で刀を砥がれた等歴史有るお庭です。
今は、月心寺だが、昔は走井の茶屋でありました。東海道沿いにあるこの寺は井戸は直接みられないが塀越しにみることができます。滋賀と京都の山境にある追分のちにあります。溢れんばかり井戸から水がでて、たびびとののどをうるおしました。そこには、たくさんの茶屋があり、休み処でありました。走井のみずをつかってもちをついて、旅人にだしていました。これが走井餅のはじまりです。六代目井口家からは、京都の岩清水八幡宮の門前町にうつりました。大津創業地は廃止されそのあとが月心寺になっています。そしてこの追分の地は、大津絵やそろばんなんかも売っていたそうです。逢坂山辺りの東海道線は、車石でゆうめいで、坂がきついので石が敷いてありました。牛車が通っていました。右側が車石で左側がつちの道であったようです。このあたりの、東海道沿いのお寺に車石がのこっています。みなさんもこの辺りをあるいて探してください。
あまり知られていないかもですが、素晴らしい庭園です。一般公開されているタイミングが限られるので、公開日は月心寺さんのFacebookをチェックしてください。タイミング次第で庭園を見ながら美味しい蕎麦まで食べれます。
名前 |
月心寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
077-524-3421 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.8 |
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(百歳堂(ももとせどう)の小野小町について)日本の伝説/柳田国男/昭和4年?/咳のおば様京都から近江へ越える逢坂の関に百歳堂としてあったのも関の姥神らしい。後に関寺小町といい、小野小町が年をとってここにいたという。今の木像は短冊と筆を持った老女の姿だが、以前はもっと恐ろしい顔の石像で、その前はただの天然の石だったかもしれない。※上記の本に記載は無いですが、「関寺小町」は世阿弥作と言われる謡曲で、老女になった小野小町を描いたものです。また、複数のネット情報では、小野小町像は運慶作と伝えられ、もとは逢坂の関の関寺(976年の地震で倒壊、今は長安寺が跡地に建つ)にあったものを初代が譲り受けたという記述もいくつか見受けられました。これに対し、柳田国男の言う関の姥神は道祖神のことを指しているようです。