千本鞍馬口のお地蔵さん、歯ノ地蔵尊。
歯ノ地蔵尊(歯形地蔵)の特徴
千本鞍馬口バス停の近くに位置するお地蔵さんです。
唐破風造りの小堂に祀られており、独特な雰囲気があります。
提灯に歯ノ地蔵尊と書かれ、目を引く存在感を放っています。
「千本鞍馬口」バス停脇にいらっしゃるお地蔵さん。近くの鞍馬口通沿いにかつて逆川が流れていて、当時川原だった位置にいらっしゃるお地蔵さんです。野辺送り(お葬式)の後、蓮台野に遺体を埋葬する際に立ち寄る風習のあった3体のお地蔵さんの2番目です。(1番目は釘抜き地蔵、3番目は上本蓮台寺のご本尊です)また、こちらには以下のような伝説があります。室町時代のころか、この近所に信仰が厚い男性がいらっしゃいました。毎晩その男性がこのお地蔵さんにお参りしていたところ、彼の妻が不審に思い夜に男性を尾行しました。男性はこちらのお地蔵さんにお参りしていただけなのですが、妻にはこちらのお地蔵さんが美しい女性に見えて、妻はその男性が女性に見えたお地蔵さんと浮気していると思い込みました。妻は男性が帰った後、女性に見えたお地蔵さんに嫉妬のあまり噛みついてしまいました。そのため歯形地蔵の肩口には、現在も歯形が付いているそうです。ちなみにその妻は石製のお地蔵さん噛みついたため口内に大怪我をして、暫く苦しんだ後お亡くなりになられたそうです。
知らない女を連れて歩いてくる旦那に噛み付いたらお地蔵さんだった!
| 名前 |
歯ノ地蔵尊(歯形地蔵) |
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| ジャンル |
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| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
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千本通鞍馬口を少し北に行った東側の「千本鞍馬口」バス停の近くに唐破風造りの小堂に「歯ノ地蔵尊」と書かれた提灯がかけてあり「歯ノ地蔵尊 (歯形地蔵)」が祀られています。覆屋の壁に説明書きの銘板がありました。◇かつて鞍馬口通りには、「逆さ川」と呼ばれる北向き流れていました。「逆さ川」は、紙屋川の支流で、通常の川とは逆に上流へと流れる「逆さ川」として知られていました。現在、「逆さ川」の流路は暗渠化されているので、地表に川はありません。川には、千本通をまたいで小さな橋が架かっており、橋のたもとに祀られた地蔵尊なので「逆さ川地蔵」として知られていました。◇伝説によると『その昔に、この近くに住んでいた夫婦の妻が、夫の帰りが遅いので迎え出たところ、夫が若い女性と相合傘で歩いているのを目撃した。妻は逆上して、夫に飛びかかりました。驚いた夫は、そのまま駆け出して、逆さ川の橋の下に逃げ込み、地蔵の陰に身を隠しました。気が動転した妻が夫の肩に噛みつこうとしたが誤って逆さ川地蔵の肩に噛みつき、歯が地蔵の肩に深く食い込み、離れなくなり、そのまま息絶えたという事です。』その時の歯形が地蔵の肩に薄く残ってしまい、いつしか「歯ノ地蔵尊」と呼ばれて、歯痛封じの信仰を集める様になりました。ここだけでなく町中をぶらり散歩していると「お地蔵様が誤って噛まれる」ことで身代わり伝説・噛まれて残った歯形から歯痛信仰等の伝説がそこそこあるので面白いと思った。2025年9月訪門。