古代出雲の歴史ロマン、銅鐸の魅力。
加茂岩倉遺跡の特徴
出雲の歴史が感じられる加茂岩倉遺跡は、多くの銅鐸が出土した場所です。
散策路が整備されており、自然の中で遺跡の魅力を楽しめます。
遺跡の発見現場には、当時の様子を再現したレプリカが設置されています。
荒神谷遺跡を見て、加茂岩倉遺跡を訪問。車で15分ぐらいです。途中から道が狭くなり、やや心配になりますが、駐車場は数ヶ所あり、一番近い所は20台ぐらいは駐車可能です。駐車場から遊歩を7、8分歩いたら遺跡下に到着します。出土場所は階段を上がった所にあり、案外高い場所の斜面になります。ここから、39個の銅鐸が発見されたのは驚きです。それまでは、滋賀県野洲市の大岩山から出土した24個(日本最大の銅鐸もあり、かなり大型)が、最大でした。ここも、沢のほとりで田んぼの跡があります。山奥かなと思っていましたが、古くから稲作をしていた場所の近くに埋めていたのかなと想像してしまいました。すぐ近くのガイダンス館は、一緒に訪れたい所です。ガイドさんは、地元の方で、出土の時の状況や実際に銅鐸を持ったことがある話など、ぜひ説明を受けて欲しいです。ちなみに日本刀もお好きみたいです!
山道を歩けば(7.6キロの距離ですが)、荒神谷遺跡まで行けるそうです。想像を掻き立てられる場所です。
滋賀県の大岩山銅鐸の24個を大幅に超える39個もの銅鐸が見つかった所です。出雲での発見はそれまで関西=銅鐸を塗り替える大発見でした。国宝に指定された銅鐸は「島根県立古代出雲歴史博物館」で常設展示されています。興味深いのは朱が残る銅鐸も見つかっている点です。当時を再現した実物大の復元模型の屋外展示やレプリカやビデオが見られるガイダンス施設が無料で見学できるように整備されていますので謎多き出土場所を堪能できます。駐車場から少し歩くのですが車椅子などチョとキツイなと思われる方は高速道路側から迂回してガイダンス施設横の広い駐車スペースにも停められます。ガイダンス施設にはエレベーターも用意されているので長い登り坂や階段で諦めずに済みます。此方へ来て滋賀県の大岩山銅鐸など川(加茂岩倉→ 斐伊川、大岩山→野洲川)の右岸で見つかっているように思えてきました。川を神様と見立てると神道の上座は左なので銅鐸なども右岸なのか?探せばまだまだ出てくるのではとトレジャーハンター気分を楽しんでいました。
発見現場はレプリカが置かれ、当時の様子が再現されている小規模な遺跡ですが、平成になって新発見された銅鐸は入れ子タイプも多く、一箇所の埋蔵数も更新されたとか。荒神谷遺跡を含め、この地域には相当な文化圏があったという証拠。古代ロマンが膨らむ場所、荒神谷遺跡へ山道を歩けば、尚更でしょう。
このGoogleマップのナビゲーションを使い、斐川町から車で行きましたが、細い道をぐるぐると回って、やっと着きました。他に何もない所ですが、皆さんも書かれていますが、こんな山の中に、これだけの銅鐸を埋めたというのは、一体何なんだろうと考えさせられます。もう一つ興味深かったのが、ここが山歩きのルートの起点で、光明寺というお寺を通って、荒神谷遺跡に至るルートがあります。勝手な想像ですが、光明寺とかそのルート沿いにも、何かあるのではと想像しました^^古代ロマンを感じさせる場所です。
遺跡はそんなに興味はなかったのですが、荒神谷遺跡に行ってから見方が変わりこちらにも行ってみました。一般道と高速の松江道加茂岩倉PAからいけます。一般道の駐車場にとめ数分歩いていきました。銅鐸のオブジェなどありました。荒神谷遺跡とは雰囲気も違いますがいいところでした。
駐車場から緩やかな上り坂を6〜7分進み、階段を上った所に出土場所其処から遊歩道を徒歩2〜3分でボランティアガイドが居る屋内展示施設があります。
小さめの遺跡でした。駐車場から少し歩きます。加茂岩倉ガイダンスの職員さんがとても親切にいろいろなことを教えてくださりました。お陰でその後に回った神庭荒神谷遺跡や古代出雲歴史博物館などをより一層面白くみることが出来ました。ありがとうございます!!
古代歴史ロマンに感動です。
名前 |
加茂岩倉遺跡 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0854-49-7885 |
住所 |
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HP |
https://www.city.unnan.shimane.jp/unnan/kankou/spot/iseki/musium02.html |
評価 |
4.1 |
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出雲の史跡スポットです。ぜひ出雲空港からレンタカーが使えるなら、加茂岩倉遺跡、荒神谷遺跡、出雲弥生の森博物館と歴史ロマン街道をハシゴするのがオススメ。加茂岩倉の銅鐸の出土の様子がとてもよく再現されています。