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名前 |
金峰神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
御祭神は広国神武金日命。安閑天皇(在位:531-535年)の別名ですね。御由緒は正保2(1645)年)創設とした分かりません。もしかしたら,元は蔵王権現を祀っていたのが,明治の神仏分離の祭に御祭神を(神仏習合の教説で同一神格とされた)安閑天皇に変えられた可能性が考えられます。何故ならば,奈良県吉野郡吉野町にある金峯山寺(開基は役小角)は,修験道である金峰山修験本宗の本山であり,その御本尊は蔵王権現だからです。県道113号線沿い北側に鳥居と社号標があり,そこから真っ直に階段が伸びていますが,登り切ったと思いきや,そこからは急斜面を,九十九折に刻まれた地面をせっせと登ることとなります。階段だと余りそうは感じないのですが,この地面を左右に刻む労力はいかほどに大変だったでしょうか。頭が下がる思いです。そしてようやく山頂,いや間違えました。境内へ。驚いたことに,そこには丁寧に整備された境内と立派な社殿が鎮座していらっしゃいました。この新しさからして近年改築されたのでしょう。一瞬,あの九十九折を,角材を担いで登る人夫達の列が頭に浮かびましたが・・・いやいやまさか。山の上の陽当たり良き,心地よき御神域です。是非,あの九十九折を登って参拝されますことをお勧めします。