常盤姫の哀話に魅せられて。
常盤姫の哀話に因むお社耳木神社というのは珍しい名前の神社ですが、それには次のような言い伝えがあります。今から約700年程前、明智の豪族の娘、常盤姫がこの地を領していた土岐頼兼の妻となりました。或る時、姫の衣擦れの音をおならの音と聞き違えた家臣達から嘲笑を受け、それを苦にして川に身を投げてしまいました。その時、杉の若木を切って杖にしていたのを川岸に突きさして置いたのですが、それが根づいたのを見て、人々は姫の潔白を知ったのです。そして自分たちの耳の誤りを深く恥じ、そこに耳木神社を建てたというのです。祭神は高御産巣日之神という古事記の最初に出てくる神で、天文9年(1540)奉上葺耳木大明神の棟札があることから考えるとずいぶん古い由緒をもつ神社ということが言えるでしょう在山接骨院の裏に家と家の間にあります。
名前 |
耳ノ木神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.5 |
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常盤姫の哀話のお社。珍しい名前の神社で、次のような言い伝えがある。今から約700年程前、明智の豪族の娘 常盤姫がこの地を領していた土岐頼兼の妻となったが、ある時、姫の衣擦れの音をおならの音と聞き違えた家臣達から嘲笑を受け、それを苦にして川に身を投げてしまった。その時、杉の若木を切って杖にしていたのを川岸に突き刺しておき、それが根づいたのを見て、人々は姫の潔白を知ったのである。そして自分たちの耳の誤りを深く恥じ、そこに耳木神社を建てた。祭神は高御産巣日之神(たかみむすびのかみ)という古事記の最初に出てくる神で、「天文9年(1540)奉上葺耳木大明神」の棟札があることから、ずいぶん古い由緒をもつ神社ということが言える。