無量光寺裏山で探す、神秘の墓地探訪。
スポンサードリンク
無量光寺裏手の墓地から案内板を辿って行くと、斜面をロープが横断している箇所に出る。ここを見落とさないのがポイントで、かつ斜面の崩落により道中最大の難所でもある。このロープを伝って尾根道に上がれば、あとは随所に設けられた案内板に従うのみ。途中からは階段も整備されている。
名前 |
伊福吉部徳足比売墓跡 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.0 |
スポンサードリンク
周辺のオススメ

スポンサードリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク
無量光寺の裏山(岩常山)を100m程登ると、伊福吉部徳足比売(いふきべとこたりひめ)の墓があります。安永3年(1774)に偶然発見されました。露出していた平たい石を起したところ、銅製の立派な骨蔵器が納めてあり、その蓋に埋葬当時の由来を記した墓誌108文字が刻まれていました。骨蔵器は東京国立博物館に収蔵(平成館で常設展示)、重要文化財となっています。骨蔵器の蓋に徳足比売が文武天皇に仕え、708年に死亡し、710年に火葬された旨の墓誌銘が陰刻されています。徳足比売は、法美群(ほうみ:今の鳥取市の一部)を治めていた伊福吉部氏の娘で、采女(うねめ:天皇の食事の奉仕を行った。)として都で働いた。なお、日本で初めての火葬は700年に行われました。