百沢集落で祝言像を鑑賞!
祝言道祖神の特徴
宮廷貴族風の道祖神が並ぶユニークな光景です。
男女が酒を酌み交す華麗な祝言像が魅力的です。
貴重な史跡・文化財として訪れる価値があります。
『夫婦道祖神』はその二人の仕草から『握手』(手を握る)『酒器』(女性が徳利・男性が杯)『接吻』(抱き合ってkiss)『合掌』(二体揃って合掌)などが主ですが、中には『子造り』(服がはだけて〇〇が丸見え)なんてユニークなのも見られます。此方の新しい道祖神は『酒器』を互いに持っていますが、特筆すべきはその衣装です。確かに宮廷衣装(神官風)に見えます。普通は平服。高貴な場所では『十二単』など。道祖神は集落の入り口付近に立ち、平穏な集落で在る事を告知し、邪気などの進入を防ぐなどの意味が在るそうです。何となくほっこりしません?韓国の街角に見られる『天下大将軍・地下女将軍』とルーツは同じなのかも。(個人的感想です)現代風に云うなら『男女平等』を主張し、女性の杯に男性が徳利で注ぐなんて石像も現れるかも。
長野県安曇地方で発生した道祖神 で、宮廷貴族の装いをした男女が酒を酌み交す華麗な祝言像である。安曇系は主尊が日本神話の神々で、着衣も神々の装束で造像されるのが通例であるが、この道祖神は宮廷貴族風の精緻な造像である。発祥地安曇地方にも類例のない貴重な遺産である。望月町教育委員会。
中山道沿いの百沢集落の祝言道祖神は、貴重な史跡・文化財です。双体道祖神の一種なのですが、宮廷貴族の装束をまとった男女が祝言の酒を飲み交わす姿となっています。現在、このような珍しい道祖神が残されているのは、この百沢と茂田井間の宿の西端の斜面だけです、
名前 |
祝言道祖神 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.3 |
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宮廷貴族風の道祖神のとなりにも双体(夫婦?)道祖神があります。説明版によると宮廷貴族風の装いは珍しいとのことです。