珍しい円筒分水の散策を!
朝国地区親水性円筒分水工の特徴
オリフィス式の穴からは水が出ないが、視覚的に楽しめる工夫がある施設です。
見学者に配慮した階段が整備されており、円筒分水を上から観察できます。
園内は公園のように整備されていて、ゆっくり散策しながら楽しめる場所です。
円筒分水を上から覗き込めるよう階段など整備され見学者に配慮された農業用水施設でした。
駐車場はありませんが 円筒分水のまわりは整備されているので ゆっくり見ることが出来ます。
公園のようになっててキレイに整備されいました!今はもう円形分水も少なくなってきたので貴重な場所です!
観賞用の展望台と遊歩道までついている円筒分水工はなかなか珍しい。
田んぼへ均等に引水するための分水工(ぶんすいこう)という一種の水槽で、田んぼの少ない都会では見ることのない施設です。近隣にある野洲川より幹線水路としてこの施設へ導水され、その農業用水を田んぼの面積に応じて均等分割し、各方面(田んぼ)へ送り出します。この「分水工」という水槽は動力エネルギー(電気など)を使わず、自然の摂理のみを利用して常に均等分水できる仕組みとなっており、構造的にも美しい形状です。能書き看板を読むと「逆サイフォン式」と記述があるので、河川側の導水口と水槽側の排水口の高さをほぼ合わせて、その間を暗渠型(あんきょがた)導水管で接続しているものと想像します。田植え時期には導水口も開門されるため、円筒形の中央から大量の水が湧き水のように蕩々とあふれ出し、更に外側にある壁に空いた穴から四方八方へと排水されていく様はアート作品を見ているような気分になります。
名前 |
朝国地区親水性円筒分水工 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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この時期はオリフィス式の穴から水が出る程はないけれど、逆に水が少ない分オリフィスの穴がしっかり見られました。3月初め頃でもこれくらいの水量はあって下へよく流れていました。擬木のしっかりした階段や手すりがついていて安心して上から内部が見られるのが嬉しい円筒分水工です。