府中刑務所隣のお稲荷様。
寄場稲荷の特徴
火付盗賊改の長谷川平蔵が祈願して建立されたお稲荷様です。
府中刑務所の隣接地に鎮座されている歴史ある神社です。
移転のたびに遷座されてきた特有の信仰スポットです。
吉田美和?。ここにいます。久保田利伸?。ここにいます。犯人ですか?。警察署のロウヤ?。二人を刑務所へ?。2人人体確保?。お願いします?。
府中刑務所の隣接地に鎮座されるお稲荷さま。正確には官舎敷地内ですので、お参りされるには守衛さんに一言お断りしてからお入り下さい。池波正太郎さんの小説で有名な「鬼平犯科帳」の主人公、鬼の平蔵こと長谷川平蔵(実在した人物)が1790年に建設した人足寄場は、現在の中央区佃、江戸時代には「石川島」と呼ばれた島に設けられました。無宿人を更生させ仕事を与え社会復帰させるのが目的で、明治以降は「石川島懲役場」と名を変え1895年まで存続。石川島から巣鴨(巣鴨プリズン)を経て現在の府中市(府中刑務所)に移転しました。平蔵は収容者の健康と更生を祈願して人足寄場に稲荷を勧請し、「寄場稲荷」と名付けました。現在、府中刑務所の敷地内に鎮座しているこのお稲荷さまは、平蔵が建てた稲荷を引き継いでおり、「平蔵の願いは今も変わらない」と同刑務所の担当者は言われてます。
名前 |
寄場稲荷 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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火付盗賊改・長谷川平蔵が、石川島人足寄場に人足たちの病気平癒を祈願して建立、その後石川島監獄から巣鴨監獄へ、さらに府中刑務所へと移転のたびに遷座されてきたお稲荷様だそうです。祠は周囲が鉄骨の枠で保護されています。